「舞台復帰」

2022年1月23日

本日23日より濃厚接触者の隔離期間を終え健康観察期間が過ぎました虎之介と共に歌舞伎座の舞台に立たせて頂きます。
休演期間中にご来場下さったお客様に改めてお詫びを申し上げると共に、その間ご尽力くださった関係者の皆様には心より感謝申し上げます。
残り5日間となってしまいましたが精一杯努めますのでよろしくお願い申し上げます。

参加出来ていなかったコクーン歌舞伎の稽古も今日から参加となりますが初日まで10日と日が迫っていますのでこちらも集中して進めてまいります。

報道を見ていますと、どこに感染源が潜んでいるか予測できず、注意に注意を重ねても罹患してしまう可能性があり神経をすり減らす日々です。

何にもせよ舞台に戻れることに感謝し日々を大切にと思っています。

月末には歌舞伎屋本舗からブロマイドが販売されると思いますが休演期間にいらした皆様の為に舞台写真を掲載させて頂きます。

「一條大蔵譚」常盤御前

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写真:歌舞伎座

千穐楽まで無事に努められることを祈り歌舞伎座に向かいます。

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「お詫び」

2022年1月17日

一昨年前から始まったコロナのパンデミックに長男虎之介が巻き込まれ、オミクロン株と診断され歌舞伎座を休演する事が余儀なくされました。
同居している私は濃厚接触者判定となり、共に休演の対象となってしまい自宅待機の指示を受けることとなり、多くの方にご迷惑をかける事態となり増したことをこの場を借りて、心よりお詫び申し上げます。

急遽代役に立ってくださった歌女之丞さん、京蔵さん、國久さんに御礼申し上げます。

また、同じく濃厚接触者に該当する可能性があり中村七之助、中村橋之助、中村 福之助、中村歌之助がのみなさんが休演の対象となってしまい楽しみにしていらしたファンの皆様にご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

幸いにも虎之介の症状は無く、保健所の指導の元自宅隔離をいたしております。
日にち経過を見て改めてPCR陰性を確認してからの復帰となりますのでその時には改めてご報告いたします。
感染者14日間濃厚接触者10日間の規則に乗っ取り復帰する予定です。

2月コクーン歌舞伎の脚本が8日に出来上がり10日に初めて皆で集まり本読み第一回目を行い、翌11日は歌舞伎座の休演日と重なり休みを挟んで12日に第二回目の読み合わせをして13日から立ち稽古という矢先の出来事で、2月のコクーン歌舞伎の準備にも影響が出てしまい、申し訳なく思っています。関係者の方々にもお詫び申し上げます。
私自身は全く体調不良がなく陰性判断でワクチンも2度打っていますが、待機しなくてはいけない現状が残念でなりません。

マスコミ発表から私自身のご報告が遅れましたことも重ねてお詫びいたします。

皆様もオミクロン株は感染力が強いようですので手洗い、うがい、消毒、マスクのご励行をお勧め致します。

一日も早い収束を願っていますがゼロになることは現実的ではないと思われますので少なくとも2類感染症から5類感染症への一日も早い変更を政府が決断することを願うばかりです。

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「初芝居」

2022年1月 3日

1月2日歌舞伎座が初日を迎えて新年の舞台もスタート致しました。

勘九郎さんの平成中村座での襲名以来久し振りに「一條大蔵譚」の"常盤御前"を努めています。
勘九郎さん、七之助さん、獅童さん、歌女之丞さんと気心の知れたメンバーで良いチームワークで臨んでいます。
歌舞伎座も客席の稼働率を68%に上げて初日は完売の幕開けとなり、やはりお客様の入りが少しでも多いことは励みにもなりまた劇場の雰囲気のボルテージも上がります。
素晴らしい初春の幕開けとなりましたこと御礼申し上げます。

今年も舞台で存分に楽しんで頂けるよう精一杯努めますので多くの皆様のご来場をお待ちしています。

私の出演している歌舞伎座1部で獅童さんのお子さん小川陽喜(おがわはるき)君の初お目見えが披露されていますが愛らしくデビューを飾っていますので、末永くご贔屓にしていただくようお願い致します。

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「古典芸能への招待」

2021年12月26日

本日26日の21時から「曽根崎心中」の放送がございます!
ご覧下さい!
ギリギリですいません。

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「公益社団法人 日本俳優協会より寄付のお願い」

2021年12月25日

私も理事を務めます「公益社団法人 日本俳優協会」で寄付を募っています。

このコロナ禍において運営資金の根幹である「俳優祭」が開催されず
松竹からの出演料の削減が続く中、歌舞伎存続の為に広くご寄付を募る事と理事会で決定いたしました。
公益社団法人へのご寄附は、個人でも法人でも税制上の優遇措置を受けることができます。
皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

詳しくは下記ページをご覧下さい。

http://www.actors.or.jp/kifu/

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「11月「赤坂歌舞伎」配信情報」

2021年12月24日

https://tickets.tbs.co.jp/asp/evt/evtdtl.aspx?ecd=TBS10001

TBSチケットによる「赤坂大歌舞伎」の配信チケット販売をスタートしています。
明日12月25日〜1月10日期間限定配信です!

公演ご覧になれなかった、そしてあの興奮をふただび味わいたい方。
お見逃しなきようご案内いたします。

立役、女方の両方の扇雀をご覧下さい。

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「顔見世千穐楽」

2021年12月24日

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昨日顔見世興行が千穐楽を迎え本年度の全ての舞台が終わりました。
1月公演の稽古は残っていますが、お客様の前での仕事としては仕事納めです。
今年も1年間コロナ禍で劇場に足を運んで下さった皆様に心から感謝申し上げます。

一年の締めくくりで曽根崎心中のお初を父の追善として上演できたことは大きな喜びであり
上方歌舞伎の継承という責任を強く感じた公演でした。
その為に必要なことは、お客様に良い舞台を提供し役者もしっかり勉強していくことに尽きると痛感しています。コロナでこの2年間演劇業界は大打撃を受けました。大向うの無い歌舞伎、座席に空間のある歌舞伎、舞台上で奏者が黒い布で顔を覆う歌舞伎。演者としてのストレスは私たちにしかわからないことですが、お客様の不安も理解できます。我慢の日々は続きます。こんな時だからこそ芸術や文化の力が必要だと信じて疑いません。

師走の京都顔見世の千穐楽には南座ロビーの曽祖父に感謝の挨拶をして京都を離れます。
父が亡くなり成駒屋の芸を継承することを誓って父の生まれ故郷で大好きな京都に別れを告げ京都駅八条口へ。
今月も数多くの方に暖かく迎えていただき、お料理、お酒、おもてなし、感謝の心でいっぱいです。
お会いできなかった友人も多々あり後ろ髪をひかれながら京都駅で茨木屋さんの蒲鉾のおつまみを買い、新幹線のホーム真ん中にある売店で生ビールを持ち込み用の袋に入れてもらい、独り新幹線の座席へ。

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「61歳」

2021年12月20日

12月19日で満61歳を迎えました。
還暦からの一年はあっという間でした。
父の死後一年でやっと父を納骨できたことが節目となり気持ちも新たに歌舞伎に接しているような気がします。

恒例の皆が作ってくれる楽屋のデコレーションが何とも幸せな気持ちになります。

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恒例の甥の壱太郎からの演目に因んだケーキはいつもながら工夫を凝らしてくれてありがとう。お初の除幕の衣装の色と柄を模して簪が挿してありました。

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末富さんから頂くの和風ケーキ

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そして大好きなキルフェボンのケーキは虎之介から

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気持ちも新たにあと4日間のお初に臨みます。

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「「曽根崎心中」」

2021年12月15日

南座顔見世興行にて坂田藤十郎三回忌追善狂言として「曽根崎心中」を兄の鴈治郎と上演させて頂いてます。14年振り3度目の"お初"です。
1階ロビーの鴨川側で父の舞台写真の展示もしていますのでご来場の際には是非ご覧下さい。
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楽屋の化粧前には篠山紀信さんの撮ってくださった父の"お初"の写真を置き舞台に臨んでます。
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父が亡くなったのは昨年の11月12日ですが顔見世は来年の干支寅年の興行という位置付けですので三回忌追善となります。
追善と銘打って父が1401回努めた"お初"を演じることは役者として名誉なことでもありまた重責を担うことです。
"お初"は14年前に演じて以降何度か演じたいと思った時がありましたがお父様の許可を得てくださいと松竹制作の方に言われ何度か諦め、そのうちに壱太郎が演じた時にもうこの"お初"は演じる機会が無くなったのではと感じて頭の隅に追いやっていました。
実は今回の上演で幕切れの演出を新しくしているのですが、これは私が次回演る時には必ず取り入れようと心に決めていた演出です。
父と兄の「曾根崎心中」ロンドン公演を客席で見ていた時に、カーテンコールは何度も続いたのですがスタンディングオベーションにならず、その疑問を一緒に見ていたイギリス人の方にぶつけると、「芝居が終わってないからだよ」と即答されたのです。死ななかったじゃないって言われ時に次回僕がやる時には死のうと決めた瞬間でした。イギリス人と日本人の感性が違うことを考慮しても僕の中では死ぬ演出が脳裏をよぎりました。
父には一度もその話はしませんでした。父は初演からの宇野信夫先生の脚色された台本と演出を生涯貫いていたのです。途中で幕切れに死のうとは一度も思はなかったのではないかと今では想像するしかありません。
私自身は最後の道行は追い詰められた2人にとって離れ離れになりそれぞれ捕まったり、嫌な男に身請けされたりするよりは永遠に2人でいられる最高のハッピーエンドと位置づけたかったので終始塞いでいる事はなく、時折笑顔を見せています。そして、死を見せることでそのハッピーエンドが成就するという思いで連日舞台に立っているのです。
「恋の手本となりにけり」という宇野先生の幕切れは、近松門左衛門の「森の露とちりにけり」から変えられています。そして初演からこの「曽根崎心中」の鬘は、現代劇で使われる網のかつらを使用してるのですが、歌舞伎の女方というより女優さんが演じるように作品を作り上げようという意図があったのではないかと拝察しています。
私は近松の原作に少し近づけた一つの新しい試みですが、自分自身の感触は良く、この先再演の機会があったらもっと練り直して、近松の原作に近い形での上演もひとつの選択肢ではと思っています。
そうすると60分で完結するのでより上演頻度が増えるのではないかとも思ってもいます。
古典の作品でも初演の時のように練り上げる作業を続けていきたいのが私の作品に向かう基本になっているのです。
23日の千穐楽まで日々"お初"を体で感じて父が通った道を引き継いでいく責任感をかみしめています。

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「「そのとき歌舞伎は世界を席巻した 〜十八代目 中村勘三郎の挑戦〜」」

2021年12月 6日

昨日の命日は勘三郎さんも親しかった鳥居本のご主人夫妻と故人を偲んで献杯をしていました。そのお兄さんの番組が明日放送されます。私もインタビューを受けましたので一部放送される予定ですのでお見逃しなくご覧下さい。

「アナザーストーリーズ」
NHKBSプレミアム)
12月7日(火)
午後9:00~午後10:00(60分) 歌舞伎界の風雲児、十八代目中村勘三郎が挑んだニューヨーク公演。伝統にあらがい続けた天才が歌舞伎に求めたものとは!?野田秀樹と起こした"革命"...その挑戦に迫る!


https://www.nhk.jp/p/anotherstories/ts/VWRZ1WWNYP/episode/te/DKLMQ3Y5P7/

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