「7月大歌舞伎舞台写真入りパンフレット販売」
2026年7月20日
歌舞伎座7月大歌舞伎舞台写真入りパンフレットの劇場での販売が始まりましたので、私と虎之介のサイン入りパンフレットを販売致します。
今月は昼は部は幸四郎さん、夜の部は團十郎さんとそれぞれの妻を務めています。
実年齢では一回り以上離れていますが、姉さん女房に見えないようにとは思っています。
後輩の数が先輩の数より多くなった今、後輩たちといいチームを組んで今まで経験してきたことを次に伝えていく役目を果たしていきたいと今月は特に実感しています。
人を育てることはまず自分自身を律する事からです。
世阿弥の"離見の見"は好きな言葉の一つですが、その心を忘れず役者としてまだまだ成長していかなくてはと思いながら、年下との舞台を連日楽しんでいます。
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サイン入りパンフレット
一部 1,685円
(1,500円+送料185円 消費税込み)
締め切りは7月26日(木)千穐楽正午(12時)までとさせていただきます。
ご郵送のみの受付とさせていただきます。
申し込みは
suzumenokai@senjaku.com
こちらのアドレスにお願い致します。
「叔母、中村玉緒を悼む」
2026年6月13日
報道されているとおり亡父四代目坂田藤十郎の実妹である中村玉緒が永眠致しました。
生前の叔母を支えて下さった皆様に心より感謝申し上げます。
肉親とはいえ奥村家(勝家の本名)に嫁いでいた叔母ですので、私の祖父である二代目鴈治郎夫妻死去ののちはお互い忙しさもあり深い付き合いというわけではありませんでしたが、勝叔父が亡くなった後は従兄弟や叔母とは電話で近況を話し合う間柄でした。
先に亡くなってしまった長男の雄大のことを本当に叔母は気にかけ可愛がっていたので亡くなったときの悲しみは、勝叔父が亡くなった時以上の深い悲しみだった思います。
私の母が公職にあった関係上、勝叔父の騒動の後は私の両親は自然と距離を置いていましたが、私自身は勝叔父が、亡くなった勘三郎さんのことを好きで舞台を観に来られて後で3人だけで飲みに行き、芝居の話に花を咲かせ、目の前で私のやっていた役をこうやってみろよと突然自身でやって見せてくれるたことがあったり、京都で何度も飲みに連れて行ってもらった懐かしい思い出があります。
叔母は祖父が競馬や麻雀が好きでしたので遺伝したのでしょう、麻雀やパチンコ、スロットが好きなことは周知の事実でした。バラエティーでは陽気な一面を見せていましたが電話では歌舞伎の舞台どうなのとかお兄さん(藤十郎)元気とかいつも30分近く話していましたが、言い方は変ですが真面目な話をしてました。
母が疎遠にしていたので父の藤十郎襲名のときなど母が楽屋に来ない日を知らせて叔母を父の楽屋に案内したり、父の入院中も母の目を盗んで会って貰ったりしていました。
そんな叔母は父が亡くなる前日突然夜中に電話してきて「ヒロくん(私の本名)お兄さん大丈夫?今夢で会いに来たんだけど顔がはっきり見えなかったの、大丈夫?」と尋ねてきました。その翌朝父が亡くなり、離れていても血の繋がりは凄いなということを実感しました。
父も疎遠になってたことを気にかけていたのかもしれません。
通夜の席で母の手前明るく振る舞っていましたが、内心はつらかったのではないかなと思っています。
若い頃は雷蔵さんのお嫁さんになるって決めてたとよく言ってました。
梨園の初代鴈治郎の孫として生まれ箱入り娘として育ち、舞台にも早くから出て大人の世界に足を踏み入れた叔母はその世界の人たちの中にいることが当たり前で、歌舞伎の世界の人と一緒になることは自然だったのかもしれません。というのは勝叔父は元々長唄の三味線を弾いていて杵屋 勝東治さんの次男で三味線は素晴らしい技量でした。お父様の勝東治さんの喜寿の会で、勝東治さんの立三味線で勝叔父が二枚目、若山富三郎さんが立唄、立鼓が父の藤十郎そして二枚目に兄、私が三枚目の小鼓でほぼぶっつけ本番で「越後獅子」を演奏したときの勝叔父の三味線の見事さは今でも忘れません。そんな勝叔父ですから映画俳優の道を歩みましたが歌舞伎とは縁のある関係者でもありました。そして勝叔父、雷蔵さん、父の藤十郎は同い年でしたので交流も元々あったのでしょう。勝叔父との結婚でその後の人生は波瀾万丈なりましたが、推測ですが生まれ変わっても勝叔父を伴侶に選ぶのではないでしょうか。色々な言葉の端々に感じてました。
歌舞伎界はは殆どがどこかで系図が繋がっているのですが私の家は関西の出身で系図で繋がる歌舞伎役者は数人です。そんな親戚の少ない家の中で歌舞伎役者ではありませんが歌舞伎役者の娘として女優として激動の人生を歩んだ叔母には、役者としての魂をいつも感じてました。少しでも舞台に立ちたいとよく口にしていましたし、舞台が決まると嬉しそうに語ってくれていました。
この1.2年は電話で話すこともできておらず訃報に触れ、人には必ず死が訪れるものだなと改めて実感しています。
素敵な叔母ちゃん本当にお疲れ様でした。
合掌
「3月舞台写真入り番付販売」
2026年3月22日
今年も早3月が終わろうとしてます。
久しぶりのブログ更新です。
年が明け国政選挙や世界情勢の激動、そして身近では目前に迫った松竹座のさよなら公演
とめまぐるしい日々が過ぎていきます。
私の周辺では昨年突然発表された松竹座の閉館は青天の霹靂でした。
松竹側に問い合わせても6月以降のことは白紙ですとの返答のみで、上方役者として職場を奪われたという気持ちです。
曾祖父の初代鴈治郎と大谷竹次郎・白井松次郎両氏と京都から大阪に進出しその松竹の名を冠にした劇場の閉館は何とも寂しいの一言です。
道頓堀から芝居小屋が消えるということは私達役者の力不足で先輩方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
年末の墓参で先祖・祖父・父に報告をしましたがさぞ失望していることと思います。
松竹株式会社宛に存続の署名を幕内で募り渡しましたが明確な返事はありません。
とにかく4月5月の名残公演をしっかり務めることこれに限ります。
そして歌舞伎を道頓堀で続けてほしいという機運を高めていきたいと思っています。
ぜひ松竹座に足をお運び下さい。
私のホームページかもチケットの申し込みができます。
やっと今月の歌舞伎座舞台写真入り番付が販売開始いたしました。
お名前と私と虎之介がサインをしてお送りいたします。
歌舞伎座「三月大歌舞伎」
サイン入りパンフレット
一部 1,685円
(1,500円+送料185円 消費税込み)
締め切りは3月26日(木)千穐楽正午(12時)までとさせていただきます。
ご郵送のみの受付とさせていただきます。
申し込みは
suzumenokai@senjaku.com
こちらのアドレスにお願い致します。
「紀尾井町夜話出演11月25日」
2025年11月24日
明日11月25日20時より
久しぶりに松緑さんの紀尾井町夜話に出演します。
虎之介とは初めて一緒に出ますので新吾さんと共に色々突っ込まれるかもしれません。
https://www.kabuki-bito.jp/news/9740
「紀尾井町夜話 第百八十七夜」です。
11/25〜11/30配信ですので是非ご覧下さい。
「舞台写真入り番付販売」
2025年11月20日
今月の歌舞伎座舞台写真入り番付が販売開始いたしました。
お名前と私と虎之介がサインをしてお送りいたします。
歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」
サイン入りパンフレット
一部 1,685円
(1,500円+送料185円 消費税込み)
締め切りは11月26日(水)千穐楽正午(12時)までとさせていただきます。
ご郵送のみの受付とさせていただきます。
申し込みは
suzumenokai@senjaku.com
こちらのアドレスにお願い致します。
「ほおかむり」
2025年11月12日
曾祖父の初代鴈治郎は
川柳で「ほおかむり なかににっぽん いちのかお」
と謳われた役者でした。
「河庄」の紙屋治兵衛の役を指します。
今月は「道行雪故郷(みちゆきゆきのふるさと)」新口村を歌舞伎座で上演していますが幕開きからその"ほおかむり"をしています。
写真:歌舞伎座提供
晒しの布を自分の好みの寸法に切り、床山さんの助けを借りて被っていきます。
ちょうど真ん中にアイロンで綺麗な一直線の折り目を付けてハンガーに掛けておきます。
そして上部を固定して左右から巻いていき左頬の部分に挟み込んでいきます。
代々伝わる家のの"ほおかむり"です。
この後に両手のおしろいを塗って完成となります。
上方和事の色気を手助けしてくれる"ほおかむり"です。
「付人募集終了」
2025年11月12日
以前に募集していました新規の付人さんですが、新しい人が決まり今月の歌舞伎座から務めてくれていますので募集を締め切らせて頂きます。
ご協力ありがとうございました。
「本日は父の命日」
2025年11月12日
2020年11月12日
父四代目坂田藤十郎が他界し5年の月日が流れました。
青山妙圓寺さんにある祖父・父の追善の碑です。
反射で見にくいのですがそれぞれの戒名の最初の二文字"光藝"と"妙藝"が刻まれています。
こちらで法要のお経をあげていただきます。
今年映画「国宝」でにわかに歌舞伎に注目が集まり始め役者としてお客様にいかに納得しリピターなってもらうかということがより求められてくると思っています。
父が四代目坂田藤十郎を復活襲名した思いを再確認する日でもあります。
今年の誕生日で65歳になりますが、ジム通いを欠かさず体力の維持に最も気をつかい一日でも長く舞台に立ち、先祖は勿論ですが数多の先輩方が生み出し後世に残したものを踏襲しつつ、現代のお客様により一層楽しんで頂くことを目標に舞台に臨んでいくことを父の位牌に誓ってきました。
「番付販売」
2025年8月24日
歌舞伎座「納涼歌舞伎」
サイン入りパンフレット
一部 1,685円
(1,500円+送料185円 消費税込み)
締め切りは8月26日(火)千穐楽正午(12時)までとさせていただきます。
ご郵送のみの受付とさせていただきます。
申し込みは
suzumenokai@senjaku.com
こちらのアドレスにお願い致します。
「付人さん新規募集」
2025年8月12日
現在勤めてくれている付人さんが転職のため新しい付人さんを募集致します。
年齢・性別不問
但し私のホームベージのスケジュールや歌舞伎美人をご覧頂けば分かります通り、一ヶ月単位で東京を離れることが多くあります。
それが可能であることが最低条件となっております。
業務内容は扇雀出演の劇場の楽屋にて身の回り(洗濯・掃除・舞台袖での付き添い等々)のお世話全般で出勤時間は扇雀の出演時間によって毎月変動いたします。
ご希望の方は下記メールに希望の旨をまずメール頂けましたら折り返し詳しい内容をご返信させて頂きます。
ご応募お待ちしています。
中村扇雀