「勘太郎さんの団七」
2011年3月25日
千秋楽まで今日と明日のあと2日
今月は新しい団七が生まれました
昨年の11月の大阪平成中村座公演の時に勘太郎さんは、義平次殺しの泥場を毎日舞台の袖で見ていました
まさか今月自分自身が演じるとは思っていなかったと思いますが、この日頃の勉強が今月の舞台で見事に実を結びました!
ご覧に成った方には説明は不要だと思いますが、彼の団七は躍動感が身上です
団七の生き様や苦悩が躍動感を伴って表現されています
勘三郎さんの団七で女房を多く勤めていますので私自身が母親のような気持ちになっていることに稽古の時気づき、夫婦というより親子に見えていたような気がします
実際に初日が開いたあともお客様の目にそのように映っていたかもしれないのですが、私の技量不足です
親子が似るのは仕方ありませんが、それはDNA以上に勉強の成果だと私は思っています
博多座の舞台機構の都合上中村座やシアターコクーンのような幕切れの演出はできませんでしたが、立ち回りに独自の工夫を入れ団七の心臓の鼓動が劇場の中に響いて行くようです
カーテンコールがこの一週間、毎日のようにスタンディングとなりお客様との一体感が感動を呼んでいます
今日と明日、全身全霊で舞台に臨む事が使命だと思っています
まだご覧に成っていない方、また一度ご覧に成った方もあと2回のチャンスをお見逃しなく
勘太郎さんの初役の団七は今回限りです
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このお写真を拝見しただけでも、勘太郎さんの意気込みが感じられるようです。テレビで良く子供の事の勘太郎さんを拝見していましたが、本当に立派な歌舞伎役者さんになられましたよね。芸もお父上のようにオーラがあります。
舞台、行きたいです。しかし、会社も仙台、福島に営業所があり、ダメージを受けました。被災地の社員も一生懸命復興に向けて頑張っています。少しでもその手助けが出来たらと、いまがむしゃらに働いています。もう少し落ち着いたら、歌舞伎に行きたいです。そろそろ、ストレスがたまりそうだし・・・。歌舞伎の舞台を観て発散したいです!
22日に再び伺ってきました!前回は右端だったのですが今回はまんなかでより一層皆さんの素晴らしい舞台を堪能できて幸せでした!二幕目の団七内の場、わかっていても去り状を受け取る切ないお梶さんのシーン涙がでました!その後、もう一目最後にと行きかけて未練だと止められるシーンとか!!
勘太郎さんの団七「躍動感」まさにそんな感じでした!舅を追うシーンの花道は凄みも感じて素晴らしかったです。観に行った父と「勘太郎の初役の団七を舞台で見たんだよ」ってきっとずっと思い出になるよねって話しながら帰宅しました。
少額ながら募金もさせていただきました。みなさんの募金をお願いするアピール胸打たれました。ああでも昼の部だったら静御前に募金が出来たのかと思うと行けなかったのが残念です!(笑)
のんさん
観劇プラス募金ありがとうございました
勘太郎さん素敵でしたね
募金も直接皆さんと握手して気持ちが伝わりました
夜の部ロビーに出なくてごめんなさい
北山さん
いつもありがとうございます
28日にこのコメントを書いています
募金が予想を超えて大きな額となり被災地の方に気持ちが届く事を祈っています
千穐楽に勘太郎君を私が舞台のそでから撮った写真があります
本人の許可を貰い、いづれ公開しますので楽しみにしていて下さい