中村扇雀の公式ブログ

「博多座義援金 最終ご報告」

2011年3月28日

DSC_0624.jpg                                    撮影 岩戸 孝介


26日千穐楽は¥973,361の募金をお客様からいただきました

最終総額は¥5,626,210という大変大きな額になり九州という被災地から遠く離れた地でも関心の高さを痛感しました

日本中が一つになり同じ気持ちになっていることの裏付けでしょう

ご観劇下さった皆様のお気持ちを伝えるべく出演者を代表して福岡市の募金の窓口でいらっしゃる福岡市市民局の阿部亨局長様にお手渡しいたしました

この先も自分のできることを考えて行きたいと思います

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コメント

熱い眼差し・・・
たった半月で集まったこの額に驚きました。
みんなの気持ちが被災地のみなさんに届きますように!

そして扇雀さん、博多座公演お疲れ様でした!
休む間もなく今度は演舞場ですね。
大好きな「封印切」に、
初めて観る「お江戸みやげ」がとっても楽しみです♪
どうか、お体にお気をつけて、頑張ってくださいね。(^-^)

まやさん
ありがとうございます
本当に皆さんの気持ちが伝わる事を祈っています
今日から演舞場の稽古に入りました
楽しみにして下さい

素晴らしいです。
やはり歌舞伎を観に来られるお客様には、美しい心持が宿っていらっしゃるのですね。

たとえ震災地に出向くことが出来なくても、思いは伝わっていることと思います。
扇雀さんの真摯な思いが皆に伝わったのですね。このようにすぐに行動できること、尊敬します。

4月、歌舞伎を観に行きたいのですが、なかなか都合がつかずにいます。楽しみな演目もあるのですが。機会が作れたら、是非とも拝見しにいきたいと思っています。

お身体に気を付けて、また皆に素敵な舞台を届けて下さい。

いつもありがとうございます

衣装を着けたままでお客様に接する機会が少ないので皆さん喜んで下さいました
阪神大震災のときに中座で同じ事をした経験が生きました

そして四月の稽古が昨日から始まりました
大変な時期で劇場も26.1%の節電をしているとのことでした
公演には賛否があると思いますが、続けて行く事が関係者の総意だと思っています

父の79歳の至芸"忠兵衛"を是非ご覧いただきたいと思っています

5月の勘太郎さんの"忠兵衛"と見比べて頂くのも楽しみの一つかも知れません

これだけのまとまった額となったのも、ひとえに役者さんや公演関係者の方々の熱意と誠意に、観客が心打たれたからです
休憩時間をつぶして、募金活動をされた扇雀様のお姿に感激、また、このように、きちんと日々の金額を公開され、最終的にどこに義援金を渡したかまで報告される透明性に感動!
当方、震災の影響で、博多座行きを予定していた前夜に断念し(そんな悔しさは、被災された方と比べたら、全く些細なことですが)、評判の高さを耳にするにつけ、歯ぎしりする思いでしたが、博多から遠い東京から募金活動にだけは参加させていただき、一矢報いた(?)感じです
4月の封印切、楽しみにしております
自粛ばかりしていたら、復興を支えるための日本経済が弱体化してしまいます
電気など節約すべきは節約し、お金を使うところはこれまで同様に使う、を心がけつつ、謙虚な気持ちで観劇をしたいと存じます
歌舞伎が通常通り上演されていることは、不安感に陥っている庶民に安心感を与えます
いかなる戦争も疫病も乗り越えて何百年も続いてきた歌舞伎、その灯を絶対に今こそ消してはなりません!と、一ファンは思うのでございます。

みゅうさんへ
歌舞伎が通常通り上演されていることは、不安感に陥っている庶民に安心感を与えます

のお言葉に励まされました
色々な考えや思いがあると思います
先月の新橋演舞場にも何故休演しないんだとのおしかりのメッセージもあったと聞いています
節電が叫ばれている中での東京での上演は控えるべきとのお考えはごもっともですが、
こういう時こそ娯楽で心を癒して頂きたい気持ちなのです

戦時中にお客様と一緒に扮装のまま防空壕に入ったという話も以前聞いた事があります
そして空襲警報が解除になると又芝居を始めたそうです

お客様と役者双方の気持ちがよくわかる気がします

歌舞伎ももっと皆様の傍にある娯楽であるべきなのでしょう

可能な限り使命を果たしたいと思っています

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