「四月新橋演舞場」
2011年4月 9日
初日から一週間たち劇場も25%の節電の中落ち着いて来た感じです。
まだまだ原発の心配は全く消えておらず私自身も不安な気持ちもございますが
客席のお客様は私が想像していた以上に平静になられて舞台を楽しんで下さっているようです。
震災後の最大の余震が襲い、不安な気持ちは消えませんが公演を通じて活力を与え続けてゆきたいと念じています。
私は昼の部のみの出演ですが、三演目とも全くカラーの違う演目が揃いご満足頂ける舞台になっています。
一月の松竹座に続いての父との玩辞楼十二曲の上演です。家の芸をお見せする事は思い責任を感じています。日々の舞台を一期一会の気持ちで勤めています。
まだチケットの残もございますので皆様のお越しをお待ちしています。
自粛は経済的に二次被害に繋がるという声も聞こえてきます。
平時に気持ちを戻して行く事も復興支援の一つなのかも知れません。
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