「撮影 SENJAKU」
2011年4月 9日
子供の頃一時カメラに凝った時期があり、今でもその感覚が残っています。
三月博多座千穐楽の舞台を下手の幕だまりと上手の上にある義太夫の床からコンパクトデジカメで撮影しました。
素人がフラッシュ撮影禁止にして舞台の横から撮影したので露出の関係上ピンとがづれているものが多くお見苦しい点は素人仕事ですのでお許し下さい。
勘太郎さんの団七と笹野高史さんの義平次による
「夏祭浪花鑑」長町裏義平次殺しの場面です。
博多座でもシアターコクーンや平成中村座のように舞台に穴をあけて泥の池の中に義平次が殺されて沈んで行きます。
舞台の照明を落として差し出しの本火と現代の懐中電灯のようなガンドウによる照明の中での立ち回りから
団七の「悪い人でも舅は親。親父どーん。許してくだんせー。」
と泥の中に沈めた舅にむけて叫んでから引っ込みに向かう場面です。
勘三郎さんの休演を受けての今回の公演でしたが魂が乗り移ったかのような舞台でした。
大詰めの立ち回りから「まず今日はこれぎりー」の切り口上まで
勘太郎さんの団七と橋之助さんの徳兵衛です。
ミニチュアの町並みを使っての立ち回りです。
上手の上の御簾の中から撮影しました。
この写真の続きが前ページのカーテンコールに繋がります。
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博多座に伺ったのは、震災の翌日
九州新幹線の開通の日でした
この舞台を拝見するために初めて一人で博多に参りました
歌舞伎の観劇デビューが、昨年の大阪平成中村座です
この舞台を観てから、歌舞伎の虜になりました
勘三郎さまの休演は、始めはとても悲しかったのですが
中村座の時よりも、スピード感溢れるパワフルな舞台にとても感激いたしました
「夏祭浪花鑑」は大好きな大好きな舞台です
皆さまのチームワークの良さを実感できる舞台でした
たまねぎさんへ
素人写真で申し訳ありませんが、観に来て下さった方が舞台を思い出して下さる手伝いができたらと思っています。
記録のつもりですが、ポイントは押さえているつもりです。