中村扇雀の公式ブログ

2011年6月記事一覧

「金閣寺でGUCCIのイベント」

2011年6月27日

6/25より京都金閣寺にて「時の贈りもの」と題したイベとが開かれています。
イタリアの老舗ブランドGUCCIが創立90周年を記念して開かれるイベントです。
フィレンツェと京都が姉妹都市という関係でこの地が選ばれたそうです。
GUCCIの本店に所蔵されている1920年代からの数々の皮革工芸の職人技を象徴する貴重なアーカイブが金閣寺「方丈」の中に展示されています。
その狩野派による襖絵の前にアーカイブが画家の千住博さんの手による物語を構成した配置で展示されています。

開催日前日に開かれたオープニングセレモニーに招待を受け有馬頼底住職、千住博氏、門川大作京都市長等の皆さんと共に出席してきました。

当日参加の皆さん

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説明される千住博さん

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襖絵の雪山と白のバックを合わせた展示

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作品の数々

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このイベントは7/13まで行われています。
是非伝統のコラボに触れてください。

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「その前に松本公演」

2011年6月23日

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チラシを見ていると療養して長期休演していたことが嘘のようです。

今日報道で昨日のコクーンにサプライズ出演とありお兄さんらしいなと思いました。

おそらくジッとしていられなくなったんでしょう。回復の証拠だと思います。

身替座禅は花道から右京(勘三郎さんの役名)が戻るとよく「お帰りなさい!」と大向うから声がかかるのですが、一人声をかけると劇場のあちこちから声がかかり一種異様な空気になる予感がします。
想像しただけで鳥肌ですね。客席と舞台がひとつになる瞬間です。
玉ノ井(僕の役名)は着物を頭からかぶっているので観ることが出来ないのですが、そっと覗く誘惑に勝てないかも知れません。

松本は三度目の公演ですが、多くの友人ができ二日間の公演では皆さんと会えない気がして残念です。
でも松本の皆さん楽しみにしていて下さい!!

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「九月新歌舞伎座」

2011年6月23日

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私もそして皆さんも待ちに待った哲明(のりあき)さん(勘三郎さんの本名)の本興行復帰公演です。

こうしてチラシができるといよいよだなと思います。
去年11月の大阪平成中村座以来の本興行です。
演目は何度も手掛けている"文七元結"と"お祭り"
"お祭り"の待ってましたッ!の声が今から待ち遠しいですね。

私のことをいますと、昼は御贔屓勧進帳の富樫と文七元結のお兼の二役です。
立役と女形。それもかなり両極端な役柄が回ってきました。富樫は初役ですがいつかは勧進帳の富樫も手掛けてみたいので嬉しい限りです。お兼ねはもう何回目でしょう。山田洋次監督の演出になってから一段と人情味と滑稽味が増したような気がします。
再演を重ねるとフッとしたところで気がゆるみがちなので、特に今回は初演に戻って作り直したいと思います。復帰公演とはいえ哲明さんパワー全開だと思いますのでこちらも全開で臨みたいと思います。

実は九月は松竹座ま歌舞伎が開き、何とこちらも孝俊君(えびぞうさんの本名)の復帰公演で演目も本家本元の勧進帳が出ます。その上兄の翫雀が出演とあって戦いの気配かしてきます。

夜の部では玩辞楼十二曲の「引窓」の十次兵衛を大阪で初めて勤めます。東京で初演以来四年ぶりの上演ですが、あまり歌舞伎を見ていない僕でもお祖父さんのこの役は何故か記憶にあり大好きな役です。ここのところ女房の"お早"ばかりでしたので、大阪での玩辞楼十二曲の上演は何と言っても身が引き締まります。
前回はいくつか工夫をしてみましたが、今回も上演間近になりましたらお話したいと思います。

九月が待ち遠しいです。

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「天王洲銀河劇場『G.G.Rグレンギャリー・グレン・ロス』」

2011年6月19日

右が三津五郎のお兄さん左は共演の石丸幹二さんです。

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昨晩、三津五郎さん出演の『G.G.Rグレンギャリー・グレン・ロス』を見てきました。

寿(ひさし)兄さん(三津五郎さんのご本名)は30年振りの翻訳劇とのことです。
英語を日本語にしてセリフにすることは、いわゆるスラングとかアンダーグランドの言葉が日本人に通じづらいのが難点とおっしゃってました。

外人なら笑うところが、日本人には理解出来ない部分がありますし、日本人では使わない表現も直訳にしてしまうと違和感が出ることもあります。

約二時間、休憩なしの台詞劇で言葉の戦いというより男性同士のむき出しな感情のぶつけ合いです。それぞれのキャラに納得する部分かありアメリカの病んだ部分の縮図のような世界感でした。
台詞を制覇するのに一ヶ月かかったとおっしゃってました。
特に男性の方に観てほしい舞台かもしれません。

そういえば女優さんが出ていない舞台も珍しいですね。

この作品はピュリッツァー賞を受賞した現代アメリカを代表する劇作家デヴィッド・マメットの原作で邦題『摩天楼を夢見て』という名前で1992年には、アル・パチーノ、ジャック・レモン、ケビン・スペイシーの出演で映画化もされています。

改めて借りてみようと思いますが、やはり日本語のスピードと英語のスピードのテンポが違うので、日本人が演じて日本の土地でそれぞれのキャラをリアルに作る難しさを感じました。

寿さんのお弟子さんの八大君が洋服で現代劇に出演していましたが、舞台に溶けこんで馴染んでいたのが何だか嬉しく感じました。

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「チャリティーRUNのご報告」

2011年6月19日

先週の土曜日11日のチャリティーRUNの売上で岩手県・大槌町へ、ポリ袋5,000枚を発送しました。

ご報告いたします。

今必要とされているものをすぐに届けることがわたしたちの出来ることだと思います。

あと当日の写真追加します。


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「八月 新橋演舞場」

2011年6月13日

チラシが出来ましたので少し解説を

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皆さん知らないお芝居がいっぱいじゃないですか?

僕もです(*_*)

第一部
花魁草(おいらんそう)は北条秀司という方の作ですから昭和の作品です。
手元に昭和56年2月歌舞伎座上演台本のコピーが届いていますので、約30年上演されていない作品です。残念ながら僕は20歳の時で毎日ゴルフ部でゴルフボール打っていたので観てません。(._.)

作品は近代のいわゆる新作歌舞伎ですので古典と違って理解しづらい言葉は全く出てきません。

お話は福助さん演じるところの元花魁と獅童さん演じるところの歌舞伎役者の恋物語です。僕の役どころは観てのお楽しみですが、そんなに出番は多くありません。

二部
東雲烏恋真似琴(あけがらすこいのまねごと)
これも観たことないんです。
新作だから当たり前ですね。
何と久し振りの立役です。男です。橋之助さんの友達なんですが、ちょっといやなヤツです。詳しくは言えませんが、浮世草子「実話東雲烏」第三巻というのがベースになっているそうです。
興味のある方は何とかして調べてください。
現時点でG2さん(作・演出)の台本はまだです。

久し振りの東京での立役。去年のコクーン歌舞伎「佐倉義民傳」の堀田の殿様以来です。

僕の立役に興味のある方必見です。

三部
宿の月(やどのつき)
舞踊劇ですが、これも観たことないんです。
名古屋の西川流の舞踊で夫婦の舞踊です。登場人物は橋之助さんと妻である僕のふたりだけの舞踊で当初は素踊りの為に書かれたようです。
作者の田中青磁さんの言葉によると「素踊りは基本のしっかりしたセンス(感覚)のよい舞踊家を得てこその可能である。」
と書かれています。

今回は衣装をつけるので・・・・
頑張ります。

素敵な舞台にしたと思っています。

乞うご期待です。

以上、僕の出演する作品のみです。

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「7月2日 講演会中止のお知らせ」

2011年6月13日

下記の講演会が諸般の事情により中止となりました事をご報告申し上げます。

楽しみにして下さっていた皆様に心よりお詫び申し上げます。

尚、ホームページからすでに申し込みと入金下さった方には順次ご連絡申し上げますと共に払い戻しをさせていただきます。
ご理解のほどお願い申し上げます。

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「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室」

2011年6月12日

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今日の14時30分の公演に行って来ました。

いろいろな舞台を見ていても歌舞伎となると自分の畑ですから気持ちも変わってきます。
楽しむという気持ちは薄れ劇評家のような気持ちになってしまうものです。
しかし劇評家の方と決定的に違うのは舞台に立っているということでしょう。

今日観た「四の切」も忠信・義経・静御前とすべて勤めているので経験を踏まえながら総合的に観ることができます。

特に忠信は先日襲名なさった源大夫(当時は綱大夫さん)のお師匠さんにお稽古をしていただいた役ですので、自分と重ねてしまいます。

また今日は忠信が兄の翫雀・静御前が甥の壱太郎・義経が親戚の亀鶴君と歌舞伎界に少ない私の親戚が集結しているのでノートを持ってみたい気持ちでした。

日曜日とはいえ一階はほぼ満席で嬉しい限りです。

この「四の切」は狐の親子の切ない物語と義経・忠信の主従のつながりまた義経と静御前の愛情のつながりと三つの物語がきちっと伝わらなければ物語の骨格が見えてきません。

そこを大事に創り上げる一幕だと思います。

しかし他の舞台と違ってどうしてもやりたくなってしまうのが役者の性でしょうか。

はやる気持ちを抑えるため休憩時間に二階のロビーで久しぶりにゆっくり国宝級の絵を見て歩きました。

お目当ては日本人の画家の中でで大好きな一人"杉山寧"画伯の一枚です。

しばし堪能してお客様の気分に浸りました。

国立劇場は平櫛田中の鏡獅子を初め優れた作品が多いことに改めて気付かされました。

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「『こんにちは赤ちゃん』赤坂ACTシアター」

2011年6月12日

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昨晩、友人の真矢みきさんが出演している『こんにちは赤ちゃん』を見てきました。

伊東四朗さんと三宅裕司さんの劇団の合同公演にゲスト出演の形でしたがみきちゃんは最後オンステージもありある意味主役でした。
各場面にコントとギャグが散りばめられストーリーも運びが良く立ち見が出ていたのも頷けます。
出演者の皆さんのそれぞれの個性が生きてみている方を飽きさせません。

いろいろな種類の舞台を見ていると、ふっとシェフが自分の店以外の店に食べ歩きをして何かを盗もうとしているのに似ているなと感じてます。

歌舞伎ができた頃は歌舞伎以外の大衆演劇はほとんどなかったわけですが、現代はカタカナが溢れ、舞台や映画やテレビと数えきれない程ライバルが存在します。

それぞれに良さがあるので競争ではないと思いますが、競争心は失ってはいけないと思っています。他を認め自己を高めることが原点ではないでしようか。

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「大震災から三ヶ月 チャリティーRUNに参加」

2011年6月11日

東日本大震災から早くも三ヶ月経ちました。

現地では遅々として瓦礫撤去や原発問題が解決しておらず政治の停滞と言わざるを得ないと思います。
身の丈にあったことと僕は行って来ましたが、今日は参加費¥3,000以上を募りお揃いのTシャツを着て皇居一周5kmのチャリティーRUNに参加してきました。
白石みきさんMODEAのバイオリニスト石橋尚子さんFM東京アナウンサーの浅利そのみさんと私それに応募してくださった30名の方と一緒に皇居一周するイベントです。
僕を含めみなさんフルマラソン完走者ばかりですが今日はタイムではなくみんなで力を合わせて走るというイベントです。参加費は118,000円集まり経費を引いた73,153円が支援の為の物資購入などに使われることになりました。

初めて合う方たちと気持ちを一つにしてのRUNは健康にも気持ちにも有意義な時間でした。
35分で脱落者なく約5kmの皇居一周してきました。

雨は上がったのですが湿気がひどく終わったあとはシャワーを浴びたように汗ビッショリでした。

イベント会場 FM東京B1 JOGLISない

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スタート前のストレッチ

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スタート

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RUN終了後 左から浅利そのみさん・私・白石みきさん・石橋尚子さん

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この様子は明日午前6時より7時30分のFM東京"JOGLIS SUNDAY"浅利そのみさんの番組で放送されます。

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「BS朝日『スマートラウンジ』」

2011年6月 9日

昨日、BS朝日『スマートラウンジ』の撮影をしてきました。

この番組はホストが友人を招きパーティーをしているところへ俳優の高橋克典さんとアナウンサーの下平さやかさんが訪ねてきて色々とトークをする番組です。

今回はホストが作曲の千住明さんで友人として招かれたのが俳人の黛まどかさんと「かんだ」のご主人神田裕行さんと僕でした。

明(千住明は小学校の同級生なのであきらと呼んでいます。)の自宅で12時に撮影が始まり終了したのが18時頃でした。お酒を飲みながらの収録でしたので昼の間にすっかりいい気持ちになってしまい番組が成立たか少し不安は残りましたが克典君も久し振りで楽しい番組になったと思います。

放送はBS朝日7月1日㈮23時からと7月8日㈮23時の2回に分けて放送予定です。

是非見てくださいね。

左から黛まどかさん・私・千住明さん・高橋克典さん・下平さやかさんです↓

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ほろ酔いの明と僕です↓

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「切り絵作家 福井利佐さん」

2011年6月 9日

スマートラウンジの番組の中で「凄腕ガール」というコーナーで女性の凄腕の持ち主が紹介されたのですが、写真の方が切り絵作家の福井利佐さんという方で、一枚の紙をカッターで切り込みを入れ一枚の絵に仕上げます。

その絵の下にでで来る白い部分に色付けをして立体感を出すのですが、見事なものでした。

6月12日まで六本木の東京ミッドタウンの地下一階のとらやのギャラリーで絵が展示されていますので是非いらして下さい。

素敵です。

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「本日TBS『鶴瓶のスジナシ』25:25〜」

2011年6月 8日

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見てください!!!

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「東海地区の皆さん今晩『鶴瓶のスジナシ』」

2011年6月 7日

今晩『鶴瓶のスジナシ』御覧ください。
24:25〜
関東は明日TBS
25:25〜

です。

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「東京ドーム」

2011年6月 7日

先日のリベンジに昨日VS日ハム戦に行って来ましたが一度もホームを踏まずに敗れました。

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ジャイアンツファンの皆さん今年は打てません。

ブログに書くのも嫌ですが21ゲートと22ゲートの間にあるハンバーガー屋さんで大好きなサミュエルアダムスというビールを見つけたのだけが収穫でした。

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ボストン公演の時に知ったビールですが、味が濃くて大好きです。
男性はこのままラッパ飲みがお薦めです。

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「フリーマーケットご協力ありがとうございました」

2011年6月 6日

昨日のミッドタウンでの震災復興支援フリーマーケットは盛況のうちに終了しました。

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私も持ち込んだ物をすべて売り尽くし、20万円弱の売上となりました。

全体の金額は計算ののち発表されますが少しでも被災された方の力になれることを願っています。

今週の土曜日はチャリティーランのイベントに参加を致します。

https://www.joglis.jp/event/handstogetherrun/

どなたでもも気軽に参加できて参加費はチャリティーとして復興支援として寄付させていただきます。

色々な形でご自身のできる復興支援を続けていきたいと思います。

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「スジナシの放映日」

2011年6月 5日

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鶴瓶さんとのスジナシ


「鶴瓶のスジナシ」放送日
CBC 6/7(火) 深夜24:25~
TBS 6/8(水) 深夜25:25~

他局は
http://hicbc.com/tv/sujinashi/index.htm
こちらのホームページからお調べ下さい。

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「本日13時よりチャリティーフリーマーケット」

2011年6月 5日

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本日六本木ミッドタウン地下一階広場にて震災復興支援のチャリティーフリーマーケットに参加しています。

長男の虎之介も千住博さんに初舞台の時に虎の絵を書いてくださった扇子を売っています。

手持ち扇子 ¥3,000予定

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一人でも多くの方の参加をお待ちしています。

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「オペラ『万葉集』」

2011年6月 4日

6月4日㈯

上野東京文化会館小ホール

小学校の同級生で作曲家の明(千住明さん)のコンサートに今日は行って来ました。

今週は劇場通いが続きます。嬉しい。

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チラシのとおりですが、俳人である黛まどかさんが万葉集の歌人を選びその人物達の実際にあったドラマと折々に詠われた句を絡めストーリーを書き、オペラのように脚本に仕上げ、明が曲をつけ大友直人さんの指揮で演奏会形式での上演となりました。

俳句がオペラにと首をかしげました。が、余計な心配でした。

日本に生まれ奈良県も知っていて多少の歴史も覚えていますので、万葉の世界も距離が遠いわけではありません。
以前、NHKで万葉集の番組も出演しましたので興味はあったのですが、見事に当時をイメージさせてくれる構成になっていました。

写楽の絵は当時の人にとっては当たり前に身の回りにあり
俳句も万葉の時代には日常として生活に入っていたことがこの舞台から感じられます。
日本人にしか作れない世界なのではないでしょうか。

俳句に節をつけるのも私たちは句を読む節を何となく持っていますから、それをベースにしつつも違ったものを作るのも難しい作業だったのではないでしょうか。

全くの白紙の譜面に音符を埋めていく作業は、与えられたセリフを言う我々とは全く違うクリエイティブな仕事です。

6歳からの友達の仕事に敬意を表したい気持ちでいっぱいでした。

ソプラノの小林沙羅さん素敵でした。
言葉が聞こえ感情が響きました。

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「青山劇場「スイニートッド」」

2011年6月 4日

昨日、市村正親さん大竹しのぶさんのブロードウェーミュージカル「スイニートッド」を見てきました。

再演の舞台ですが僕は今回が初めてでしたのでこのお二人の共演は本当に楽しみにしていました。

期待どおりというより以上でした。ジョニー・デップとH.Bカーターの映画は見ていますが
生の舞台のライブ感は映画と違った興奮を覚えます。

ストーリーを知っているので逆算してしのぶさんの心理を見ていると心の動きがとても面白く、しのぶさんのように確実にその役の奥深くまで潜む心理を表現できる役者さんの舞台を見ると、どっぷりその世界に入ってしまうので、切ない復讐に燃える殺人犯に共感は覚えませんが、否定できなくなってしまいます。
市村さんは以前から歌舞伎もよく見て下さり、本当に才能豊かで芝居の大好きな方ですので同業として刺激もされ参考にもなります。

勿論一観客で舞台を楽しんでいますので評論家のような目では見ませんが、知らず知らずに演出家や役者の気持ちになってしまっているときはあるかも知れません。職業病です。

しかし、共演のソニンさん田代万里生さん武田真治さんその他皆さん集中力が素晴らしく3時間濃密な時間を過ごしました。

舞台に出ていないときは多くの舞台が観れて幸せです。

血も出て殺人も起きますがエンターテイメントです。

東京公演は明日が千秋楽ですが、お薦めの公演です。

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「緊急告知 明日6月5日㈰13時六本木ミッドタウンB1」

2011年6月 4日

チャリティーフリーマーケット

参加します。

ブルーミングエージェンシーが主催する震災復興支援のフリーマーケットに参加します。

http://www.blooming-net.com/agency/index.html#freemarket

イベント名:「Hands Together」フリーマーケット
日 時:6月5日(日) 13:00-16:00(商品がなくなり次第、終了します。)
場 所:東京ミッドタウン ガレリアB1F アトリウム(東京都港区赤坂9-7-1)
入場料:(=寄付金)一口 500円の寄付でご入場いただけます。
      *寄付金は全額、東日本大震災 被災者・被災地への支援金として役立てます。

以下のものをやミッキーマウスのグッズを出店してます。

復興支援にご協力ください。

鏡獅子隈取 ¥30,000予定

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桜丸隈取 ¥20,000予定

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扇雀 紋入り木綿風呂敷 ¥3,000予定

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白孔雀 縮緬風呂敷 ¥5,000予定

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「メトロポリタン・オペラ『ドン・カルロ』 」

2011年6月 4日

何とメトロポリタン・オペラのドレスリハーサルを見れる幸運に恵まれ6月2日愛知芸術劇場に行って来ました。

http://www.japanarts.co.jp/MET2011/

とにかくこんな機会にめぐり合えることはそうそうないことで、皆さんも歌舞伎の舞台稽古見てみたいと思いませんか?

世界最高峰の舞台稽古が見られる興奮はうまく口では言い表せません。

それも前から5番目の真ん中です。

レヴァインが来日出来ずファビオ・ルイジという方が指揮となりました。
舞台が始まるといきなり指揮者が稽古を止めてダメだしです。
袖の歌の声を大きくという指示でした。演者は又途中から始めます。
ドン・カルロが出てきました。アレッ、ヨンフン・リーという韓国系の方のはずなのに違う・・・喉の調子が良くないため本番に備えて大事をとったとのことでした。
しかしそのアンダースタディーがまた完璧なのには驚かせられました。

それから休憩を入れて計6時間の稽古は最高の経験になりました。
コロスを動かすの舞台にGパンの方が何人もいる光景は何か特した気分でした。
しかしヴェルディの壮大なドラマはかつて野田秀樹さんが「アイーダ」を歌舞伎にして上演しましたが、この演目も歌舞伎になるのかななどと考えながら、友人と終演後この機会に恵まれた喜びに浸っていました。

感想は又改めて。

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舞台面は移せないので開演前のNYから来た幕だけお見せします。

右の両肘を付いているのが指揮者のファビオ・ルイジさんでイタリア系のおちゃめな方です。

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「ストラディヴァリウス・サミット・コンサート」

2011年6月 4日

5月31日サントリーホールに行って来ました。
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世紀の名器と謳われるストラディヴァリウスが11台集結して行われるコンサートで、2年振りの開催となりました。前回は舞台の都合で行けなかったので大変楽しみにしていました。

写真はパンフレットの表紙ですが既に重みを感じさせてくれます。

ベルリン・フィルの精鋭の来日で実現したこのコンサートは超満員のお客様が固唾を飲む中厳かに始まりました。
この日は計6曲の演奏でしたが中でも「バーバー:弦楽のためのアダージョが何と言ってもお気に入りでituneでダウンロードしました。
思わず目を瞑って聞き入っていました。

アンコールの前に日本語の上手な奏者(奥様が日本人だとあとで聞き納得しました)が大震災に対する哀悼の意を述べ
「G線上のアリア」
を演奏してくれたのですが、亡くなった方の魂に届いたと思います。
素晴らしいコンサートで結局アンコールが3曲の大サービスで関係者の方も驚いてらっしゃいました。

特にクラッシックファンというわけではありませんが、いいものはいいの一言に尽きると思います。

公演を企画・運営して下さったすべての方に感謝です。

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「哲明さん誕生日」

2011年6月 2日

ノリアキさんと読みます。

勘三郎さんの本名です。

5月30日は哲明さんの誕生日です。

29日の夕方から哲明さんの自宅に大勢(串田和美さん・笹野高史さん・大竹しのぶさん・福助さん一家・橋之助さん一家・亀蔵さん一家・彌十郎さん親子・清元延寿太夫さん一家・江川卓夫人とお嬢さん・松本潤君etc)集まりお祝いをしました。

プライベートなので写真は掲載出来ませんが、哲明さんは体調もよく初孫の七緒八君を抱いて満面の笑顔でした。
そして来月7月23日24日の松本公演をとても楽しみにしていました。

勿論僕も楽しみです。

改めておめでとうございます!!

松本で皆さんお待ちしています!

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「「写楽展」行って来ました」

2011年6月 2日

先週の土曜日上野の写楽展に行って来ました。

すごい人出でこの前のフェルメール展同様展示品の前でゆっくりふれることは困難でした。

先日ブログにも載せましたが、かねてから興味のあった写楽の正体が阿波の能楽師"斉藤十郎兵衛"説が有力になっことで改めて当時を想像しながら写楽の版画の前に立ちました。

今は額の中に丁寧に飾られていますが、当時は誰でも
お金を払って贔屓役者の錦絵を手にしてたと思うと歌舞伎の隆盛が容易に想像出来ます。

松井今朝子さんの「仲蔵狂乱」を思い出していました。
私の遠縁に当たる今朝子さんのこの本を読んだ時は、江戸時代の歌舞伎役者を想像し自分を奮い立たせたことを覚えています。

その空気感をこの数々の展示から吸い取りたい気持ちでした。

第一会場と第二会場に分かれているのですが、第一会場では同時期の他の絵師の作品も多く展示され写楽の作品と比較していますが、やはり並べてみると写楽の特異性が伝わってきます。
もし能楽師"斉藤十郎兵衛"説が真実であれば生涯プロの絵師として過ごした歌麿や歌川派の多くの絵師とは書くときの精神のポジションが違ったのかもしれません。

彼の中にはおもいっきり好きに遊んでやろうという気持ちが見え隠れしているような気がします。写楽という名前にも込められているのではないでしょうか。無責任と言っては言い過ぎですが、蔦重(蔦屋重三郎)の保護のもと、最初は自由に書いていたのだと想像します。

第二会場は写楽絵だけ展示してあり一期から四期まで順に展示してあります。
第一会場は軽く流して第二会場を重点的に見ることをお薦めします。
まとめて世界中からこれだけ写楽が集まることは当分ないと思いますのでまだの方は是非行かれるといいと思います。
現在上演されていない演目が多く描かれているのですが、演目に対する知識は不要です。
絵の中から役の性格を想像して読み取る楽しみばいいのではないでしようか。
勿論場面が浮かんできたら楽しみは倍増されると思いますが・・・。
現在上演されてないものも多く含まれていますのですべての資料を集めるのは困難かもしれません。

会場にかなりの数のお客様が見えて今将が皆さんは現在の私たちの歌舞伎をご覧になってくださっているのかなと思うと必ずしもそうではないと思います。
現代の画家の方にも現在のテクニックで大首絵を書いていただいて、写真とは又違った楽しみを味わっていただきたいな等と想像していました。

歌舞伎が現在身近な楽しみから遠くなっていることを残念に思ったのがこの展覧会をみて実は一番感じたことでした。

もう一度今週末に観に行くつもりです。
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