「メトロポリタン・オペラ『ドン・カルロ』 」
2011年6月 4日
何とメトロポリタン・オペラのドレスリハーサルを見れる幸運に恵まれ6月2日愛知芸術劇場に行って来ました。
http://www.japanarts.co.jp/MET2011/
とにかくこんな機会にめぐり合えることはそうそうないことで、皆さんも歌舞伎の舞台稽古見てみたいと思いませんか?
世界最高峰の舞台稽古が見られる興奮はうまく口では言い表せません。
それも前から5番目の真ん中です。
レヴァインが来日出来ずファビオ・ルイジという方が指揮となりました。
舞台が始まるといきなり指揮者が稽古を止めてダメだしです。
袖の歌の声を大きくという指示でした。演者は又途中から始めます。
ドン・カルロが出てきました。アレッ、ヨンフン・リーという韓国系の方のはずなのに違う・・・喉の調子が良くないため本番に備えて大事をとったとのことでした。
しかしそのアンダースタディーがまた完璧なのには驚かせられました。
それから休憩を入れて計6時間の稽古は最高の経験になりました。
コロスを動かすの舞台にGパンの方が何人もいる光景は何か特した気分でした。
しかしヴェルディの壮大なドラマはかつて野田秀樹さんが「アイーダ」を歌舞伎にして上演しましたが、この演目も歌舞伎になるのかななどと考えながら、友人と終演後この機会に恵まれた喜びに浸っていました。
感想は又改めて。
舞台面は移せないので開演前のNYから来た幕だけお見せします。
右の両肘を付いているのが指揮者のファビオ・ルイジさんでイタリア系のおちゃめな方です。
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