「八月 新橋演舞場」
2011年6月13日
チラシが出来ましたので少し解説を
皆さん知らないお芝居がいっぱいじゃないですか?
僕もです(*_*)
第一部
花魁草(おいらんそう)は北条秀司という方の作ですから昭和の作品です。
手元に昭和56年2月歌舞伎座上演台本のコピーが届いていますので、約30年上演されていない作品です。残念ながら僕は20歳の時で毎日ゴルフ部でゴルフボール打っていたので観てません。(._.)
作品は近代のいわゆる新作歌舞伎ですので古典と違って理解しづらい言葉は全く出てきません。
お話は福助さん演じるところの元花魁と獅童さん演じるところの歌舞伎役者の恋物語です。僕の役どころは観てのお楽しみですが、そんなに出番は多くありません。
二部
東雲烏恋真似琴(あけがらすこいのまねごと)
これも観たことないんです。
新作だから当たり前ですね。
何と久し振りの立役です。男です。橋之助さんの友達なんですが、ちょっといやなヤツです。詳しくは言えませんが、浮世草子「実話東雲烏」第三巻というのがベースになっているそうです。
興味のある方は何とかして調べてください。
現時点でG2さん(作・演出)の台本はまだです。
久し振りの東京での立役。去年のコクーン歌舞伎「佐倉義民傳」の堀田の殿様以来です。
僕の立役に興味のある方必見です。
三部
宿の月(やどのつき)
舞踊劇ですが、これも観たことないんです。
名古屋の西川流の舞踊で夫婦の舞踊です。登場人物は橋之助さんと妻である僕のふたりだけの舞踊で当初は素踊りの為に書かれたようです。
作者の田中青磁さんの言葉によると「素踊りは基本のしっかりしたセンス(感覚)のよい舞踊家を得てこその可能である。」
と書かれています。
今回は衣装をつけるので・・・・
頑張ります。
素敵な舞台にしたと思っています。
乞うご期待です。
以上、僕の出演する作品のみです。
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昨年の義民傳、拝見いたしました!
私の初コクーン歌舞伎だったのですが、幕が開いたら扇雀さんが殿様だったことと、土の上で演技されていることに度肝を抜かれたのを覚えています。
それはそうと、誰にでも“初めて”は必ずあるにしろ、3つとも見たこともない初めての演目というのは、正直きつくないのでしょうか?
7月は下旬に松本もあるし、お稽古が並行するんじゃ・・・と勝手に想像してドキドキしています。(笑)
八月はすべての演目が初見となるので、三部とも行こうと思っています。
これからますます暑くなりますので、お体に気をつけて頑張ってくださいね!
まやさんへ
きついというより楽しみです
松本の演目は二度目の役ですし今から少しづつ準備してます。
今月は舞台がないので時間の余裕がありますが、実は緊張感がなく集中力も散漫になってしまっているので勉強ははかどらないんです
8月迄には集中力を高めて良い舞台にしたいと思っています。
劇場でお待ちしています。
八月の舞台 もう今から楽しみにしています。
特に興味があるのが、二部なんですよね。
もう全部行く勢いでいますよ!
蒸し暑い日が続きますね。お身体に気を付けて、いまのうちにいっぱい鋭気を養っておいて下さい。
北山さん
そう!
全部来て下さい!!
G2さんとは仕事初めてなので楽しみです。
ジム通いに励んでます。
もう8月のお話ですね
楽しみです!
個人的には、「佐倉義民傳」の堀田の殿様が、一番好きかも知れません。その鬼気迫る感じにとても感動しました。
ぜひぜひ、義民傳のような立役もお願いいたします。
みゅうさん
すいません先走って (_ _;)
前売り前の宣伝と思ってください。
ただ堀田の殿様と同じようには中々いかないかも知れません。
ちょっと特殊な役でした。
幕開きの衣装は僕のイメージでは白だったので白で注文していたら舞台が土なので衣装の方からNGが出てしまい、実現できませんでした。
あの役はそれだけが心残りです。
幕開きの能掛かりは、稽古で見ていた笹野さんが「扇雀さんずるいよ。あれはアングラの僕たちは思いつかないですよ。」と言っていたのを覚えています。
稽古では何種類のパターンをやってみて、串田さんのOKが出たのがあの幕開きでした。
串田さんのイメージを伝えられ、その中から苦心の末に出来上がったので好きな場面です。
G2さんとも稽古が楽しみですが、台本がまだ手元にないので届いてから色々と考えます。
楽しみにしていてください。