「松竹座初日」
2012年1月 4日
今年の初芝居もいよいよ幕を開けました。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/2012/01/post_26.html
昼の部は「修禅寺物語」の桂
夜の部は「鳴神」の雲の絶間姫
の二役で今年の仕事始めです。初日より満員のお客様が詰めかけて下さりありがとうございます。
桂は初役で勤めていますが、一つ衣装の事ですが最後の場面で不意打ちを受けて戻ってくるのに小道具の薙刀の刃には血糊がついていて衣装は乱れていないのが今までの私の知っているやり方ですが、衣装を少しみだし、血綿を付けるように変えて演じています。
少しでも臨場感をとの思いで変えて見ました。
桂は芯の強い出世欲の多せいな二人姉妹の長女です。
プライドと言う言葉の似あう女性ですが、現代にいたら扱いにくいかも知れません・・。
雲の絶間姫は橋之助さんの鳴神上人で約80公演ほど勤めましたが他の方とは今回初めてです。
今回は通し狂言の中の一幕ということで、演出の藤間宗家や海老蔵さんにテンポを重視したいとのお言葉があり多少のカット部分がございます。
雲の絶間姫は演る方によって台詞がかなり変わってきますので、台本を頂いた時に以前の鳴神と同じと思い以前の台本を読み返していたところ稽古に入り違った箇所が多く少し戸惑いました。
歌舞伎十八番の演目を市川宗家の方と演じさせていただくのは嬉しい限りです。
また独吟で庵に二人で入る色模様の場面はございません。
余談ですが、あの部分は父が先代猿翁さんと演じた時に始めた演出だそうです。
一ヶ月の公演の間にまた進歩していきたいと思っています。
皆様劇場でお待ちしています。
スケジュールのページからチケット申し込めますのでご連絡お待ちしています。
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明けましておめでとうございます。
先日、3日に松竹座に伺いました。
お正月ということでお着物姿の素敵な方々がたくさいらしてウキウキしながらの歌舞伎鑑賞でした。
今年も頑張るぞ!っという力を頂きました。ありがとうございました。
笑顔いっぱいの一年となりますように。
しろさん
明けましておめでとうございます。
早々のご観劇ありがとうございます。
恒例の新春松竹座で新年を迎え、初心に戻って舞台を務め
今年も一年健康でいたいと願っています。