「夕霧の衣装」
2012年7月26日
昨年公演予定だったので、スチール撮影は昨年に済ませ公開もその当時の写真をポスターやチラシに使いました。
しかし今回公演前に再度羽織ってみますとどうも上半身の柄が寂しく感じ、衣装の馬立(まだて)さんと相談し上半身の肩や袖の部分に裾と同じ柄の模様を散らしてみました。
チラシの写真と比べるとかすかにお分かり頂けると思います。
以前は上半身に全く柄が入っていなかったので大分華やかさが増したと思います。
左の胸と左の袖の前
右の袖の後ろ
携帯の写真でレンズが曇っいたので写りが悪くすいません。
上半身に何も柄がないよりは派手すぎず地味にならずかなり良くなったと思っています。
このように新作と呼べるような作品の時にはスタッフの方と相談して自分の希望をどんどん取り入れ作品を良くする為の工夫は絶えず続けています。
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柄が少しあるだけで華やかな舞台にとっても映えていましたね。
お衣裳、仕立て上がった後でも柄を足したり、工夫していらっしゃるんですね。
地色がとても素敵です♪
たまねぎさん
歌舞伎俳優は総合演出家なので色々なことにまで気を配ります。
衣装を褒めて頂いてとても嬉しいです。衣装担当に成り代わり御礼申し上げます。
すみれさん
地色は夢の中の雰囲気をイメージしています。
吉田屋の夕霧とは大分違いますがこの狂言にはぴったりだと思っています。