「ありがとうございました」
2012年12月28日
27日12時 築地本願寺 18代中村勘三郎告別式が始まった
正面に両手を合わせて微笑む勘三郎の兄貴の写真が飾られ、会葬者にお礼を言っている
お兄さんの足跡を辿るビデオが流れ、プライベートの映像も流れ、お兄さんの57年が十数分にまとめられた
共に過ごした時間、芝居の夢を語り、夜通し酒を飲み、ゴルフをしながら語り合い、舞台の上で命を削り、叱られ、誉められ、喧嘩をして、新しい挑戦に数々取り組み、結果に涙して、また次に突き進み、何もかもが濃厚な時間
ヒロチャンまだやりたいことがあるから頑張って来るよ
といって手術に向かい最後の会話となった哲明さん
お返しに頂いた"ありがとう"と書かれたボトルにありがとうございましたと語っても返事はない
体に染み込んだ記憶だけがこれからの道しるべとなってしまった
残った者でお兄さんの「やりたいことがあるから」のやりたいことをやっていくことが、私達ノリアキさんに関わったすべての人のこれからの生きる道なのでしょう
ありがとうの言葉にはこちらこそ心からありがとうございました
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昨日、私も伺いました。
勘三郎さんがもういらっしゃらないことが本当になってしまうのが嫌で、中村座跡だけ伺う予定でしたが、帰りにお扇子屋さんで知り合った方と話していて、ちゃんとお別れしなくちゃと、築地本願寺も伺うことに。
TVで観ていただけで、本当は全部嘘で、またお祭りで「待っていたとはありがてぇ」と、戻って来てくださる気がして…。
勘三郎さんの前に行ったら、涙が止まりませんでした。
でも、きちんとお別れできたので、伺ってよかったです。
きっとどこかで、みなさんのこと見守っててくださいますよね。
本当にありがとうございました。
ねこさん
お別れに来て下さって喜んでいると思います。でも実感は無いですよね。
扇雀さんーブログを書いていらっしゃることを知り、僭越ながら一言お悔やみのお言葉をと思いました。
勘三郎さんと共にされた数えきれないほどの想い出と教えと、笑いと感動がとびきりの力に変わりますように。
Asamiさん
ありがとうございます。色々ありましたね。全部が財産です。