中村扇雀の公式ブログ

「桜宮高校体罰問題」

2013年1月31日

個人的意見はあまり公の場では言いたくはありませんが、いま話題になっているこの問題について。

皆さん色々な立場や考えがあり多くの意見が有ることが正常だと思います。
ただ、私もスボーツをやっていた人間として思うことですが、高校生というレベルや中学生というレベルを大人はどう考えているかがまず大前提になるのではないでしょうか。

それと現場となった桜宮高校について意見を色々なコメンテーターがテレビでおっしゃっていますが下調べはしているのでしょうか。

この問題の解決は体罰を行った当事者がすべて本人の実名で公の場で自分の言葉で周囲に校長も教育委員会の委員も置かずに説明すること以外にないと思います。

何故そのような行為を日常的に行う必要があったのか。
スポーツ推薦だけで大学に行くことが当たり前なのか。
自分の指導方針に行き過ぎや過信がなかったのか。
長年変わらないことが良かったのか。

すべて本人の口から話すべきで、1人の生徒が亡くっていることに対する自分自身の気持ちを教育者として社会人としての責任を説明する機会が何故無いのでしょう。

自分自身の正当性や謝罪や公の場で発言ができないような人間には人を育てる資格はないと思っています。

離見の見という言葉が演劇には有りますが、すべてのことにあてはまるのではないでしょうか。

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