「何という事でしょう・・・」
2013年2月11日
昨年の12月5日の哲明さん(のりあきさん勘三郎さんの本名)の悲報に続き
2月3日未明に夏雄兄さん(團十郎にいさんの本名)の訃報が入りました。
昨年12月の京都南座顔見世興行で「船弁慶」で共演していたばかりです。
12月休演なさる前日までお元気でいらしたので、全く理解出来ませんでした。
哲明さんも最後の演目「め組の喧嘩」でも共演していたので、お二人のその姿が目に焼き付いています。
4月の歌舞伎座の開場のいの一番に共演できることを父も楽しみにしていました。
父は3月は休暇を取りまさに3日の夜の便でハワイに発ち雲の上にいる時に夏雄兄さんは逝かれてしまいました。ホノルルに着いた直後に飛行場で訃報を知り本当に驚きまた残念がっていました。
私は歌舞伎十八番の立役をする機会はほとんどありませんが、二十代の時に巡業で夏雄兄さんの勘平でお軽を勤めさせて頂き、1ヶ月旅をした時にバス移動が多く毎日大人の修学旅行のようでお兄さんのすばらしい人柄に触れ、大好きになりました。
父は團十郎と藤十郎が同じ舞台にたったのは歴史上夏雄さんと自分だけだということが誇りで、夏雄兄さんとの共演にこだわっていたので一回り以上年下の夏雄兄さんの逝去にはショックが大きいようです。
哲明さんに続き夏雄兄さんと何という事でしょう。
今は言葉がありませんがこの先は責任と自覚を持つことが要求されてくると思っています。
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本当にビックリいたしました。
そして残念でなりません・・・。勘三郎さんに続いて、団十郎さんまでも・・・なんだかぽっかりと穴があいてしまったみたいで、寂しい限りです。
あともう少しで歌舞伎座の開場だったのに・・。
藤十郎さん お寂しいでしょう・・・どれだけショックだったことか・・。でも4月の舞台を楽しみにしている我々のためにも、お元気で素晴らしい舞台を魅せて下さることと今からワクワクしております。気温の変化も激しいですが、お身体にお気をつけてお過ごし下さい。
Kさん
私自身これから先に対する責任感みたいなものが変わってくる時期だと思います。
勘三郎のお兄さんが残してくれた魂を引き継ぎ前を向いて行きたいですね。
私が南座で拝見した時は、既に休演されておられた團十郎さん
歌舞伎座開場前に続く悲報に唖然となりました
訃報を聞いた時
藤十郎さんがお気落ちをされておられないかと
とても心配になりました
去年観劇した『積恋雪関扉』
歴史に残る舞台を観られた事を幸せに思います
そして心よりご冥福をお祈りいたします
たまねぎさん
本当に運命は残酷です。受け入れるには時間が必要なんだと思っています。
歌舞伎を見るきっかけをつくってくださった勘三郎さん、懐の深い感じが好きだった團十郎さん、おふたりがお亡くなりになったことは、今でもとても残念で悲しいです。
気分が落ち込んでいた時、扇雀さんのブログを見つけました。
読んでいるうちにパワーをいただき「もっと歌舞伎を見るぞ。」と思えるようになりました。
扇雀さんの演じる凜とした大人の女や、芯の強い踊りが好きです。
でもシネマ歌舞伎の「鼠小僧」のおらんや、「りびんぐでっど」のお染をみて、ますますファンになりました。
大阪でもこういう演目がもっと見られるといいです。
くらりさん
関西歌舞伎の後継者としてはこれからはもっと関西での公演を増やして行きたいですね。これからも長く舞台を観に来て下さい。宜しくお願いいたします。