「青山葬儀所」
2013年3月 1日
27日朝7時福岡空港発の飛行機に乗り羽田に戻り、12時から成田屋のお兄さんの告別式に参列して来ました。
12月の南座顔見世を休演なさる前日迄いつものように「おはようございます」との笑顔でおっしゃっていて、船弁慶の弁慶もいつもどおり勤めていらしたので2ヶ月前のこととはとても信じられません。
哲明さんに続き夏雄兄さんを送ることになるとは想像もしていなかったことですから悲しさもさることながらまた悔しさが募ります。
父の坂田藤十郎も團十郎と藤十郎の名前が揃って江戸と上方の歌舞伎がひとつになり盛り上げていくんだといつも申していましたので、弔辞には無念さがこもっていました。
菊五郎のお兄さんの短い文章を読まない心のこもった弔辞を聞いた時、先代辰之助のお兄さんの告別式を思い出しました。奇しくも同じ青山葬儀所でしたが、「亨(とおる)で始まったお兄さんの弔辞で私も号泣したことを昨日のことのように覚えています。三之助と呼ばれた内二人の朋友をなくされた無念はご本人にしかわからないことだと思います。
夏雄兄さん(團十郎のお兄さんの本名)のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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私はテレビでお式を拝見させていただきましたが、藤十郎さん、菊五郎さんの弔辞はいろいろな思いが入っているようで心が締め付けられるようでした。
本当にさみしいです。
くらさん
いつかは迎える日ですが、早すぎました。