2014年1月記事一覧
「壽 初春大歌舞伎パンフレット」
2014年1月21日
今月の舞台写真掲載のパンフレットが出ましたのでお知らせします。
今月もサインをしてパンフレットを販売させて頂きます。
締め切りは26日千穐楽正午(12時)とさせて頂きます。
中路融人さんの「富嶽」が表紙となっています。
一部¥1,800(送料・消費税込み)
ご希望の方はお名前ご住所を明記のうえ下記のアドレスに部数を添えてお申し込み下さい。
入金方法を折り返しお知らせします。入金確認後に郵送させて頂きます。
ご応募お待ちしています。
「小浪・女船頭」
2014年1月 9日
今月の舞台写真です。
舞台写真の掲載されたパンフレットを待た販売致しますのでお待ちください。
「九段目」"小浪"
「乗合船」"女船頭"
写真:松竹株式会社
「誕生日!!」
2014年1月 8日
1月8日は長男・虎之介と今月「東慶寺花だより」で虎之介が共演している染五郎さんの誕生日です。虎之介が16歳、染五郎さんが41歳です。
因みに小泉純一郎さんエルビス・プレスリーさんも同じ日です。
今月は虎之介が初めて女形で台詞のある役を頂いて、相手役の染五郎さんに色々と教えて頂いてます。同じ誕生日という親近感もあるのか、とてもかわいがってくれています。私は出演していない演目でもあり、演出家の方もいらっしゃるので殆口出しせず皆さんにお任せして傍観しています。私が教えると私のカラーが強く出るので色々な先輩方に教えていただく経験が幅広い視野を持てる大事な要素だと思いますので、今回は余計な口出しはしないようにしています。化粧のことは多少注意はしますが、自分で研究する精神が何よりも大事なのでポイントだけ云うようにしています。
その虎之介ですが2月3月の2ヶ月、明治座と新歌舞伎座に出演が決まりました。
川中美幸さんと松平健さんのタブル座長公演で川中美幸さんの主演演目「赤穂の寒桜」という演目に、川中美幸さんの"大石りく"松平健さんの"大石内蔵助"で長男と三男"大石税"と"大石大三郎"の二役を務めることになりました。
大石主税のスチール写真です。
私は2月博多座3月歌舞伎座ですので舞台は観ることができないかもしれませんが、初めての方たちの中で歌舞伎以外の演劇で経験を積んできて貰いたいと思っています。
「初春大歌舞伎「九段目」と「乗合船」」
2014年1月 6日
久し振りに歌舞伎座の初春公演に出演となりました。
大阪松竹座の初春が恒例でしたので寂しい気も致しますが、杮落しの歌舞伎座初春興行に出演ができることも一度きりのことですのでありがたいことです。
私の出演演目は「九段目」の"小浪"と「乗合船」の"女船頭"2役で夜の部のみの出演です。
仮名手本忠臣蔵「九段目」の"小浪"
この演目は大阪での仮名手本忠臣蔵上演の際には上演頻度が高いのですが、東京では通し狂言の時は飛ばして上演する事が多くなっています。実際昨年の2ヶ月に渡る「仮名手本忠臣蔵」上演の折にもこの「九段目」は上演されませんでした。だから今月の上演になったのかは判りませんが、単独での上演とななりました。
皆様ご承知のとおり、当初"小浪"は福助さんが演じる予定でしたが、病気療養の為に今回私が勤めることとなりました。福助さんは私と同じ歳ということもあり、長く多くの舞台に一緒に立ってきた仲間てすので1日も早い舞台復帰を祈っています。
この役は今迄に数度演じていますが、東京での上演は初めてですので東京のお客様には初見となります。
まず、この狂言は義太夫から歌舞伎に移したたものですので、いつもどおり文楽の「九段目」をまず勉強致します。台詞の息継ぎや間合い、テンポ等々を参考にします。そして義太夫訛りという音階が大事になってきます。これが外れると義太夫狂言の面白さが半減してしまいます。
一時間半を超す長丁場の一幕で息の抜けない緊迫した空気が続く重たい演目です。
この役は婚約した"大星力弥"に嫁入りするために相手の家を母と2人で訪ねるところから始まります。"小浪"は恥ずかしい気持ちと期待の入り混じった気持ち。ドキドキとソワソワとワクワクがひとつになった感覚でしょうか。
そして断られ死を決意してからまたお許しが出て、また無理難題をふっかけられ、突然現れた父親が婚約者に脇腹を刺され、最期に一夜限りの結婚が許され90分の間に大変な出来事が身に降り掛かってくる役です。
現実には想像できないことですが、芝居の世界では当たり前のようにこのようなことが起こります。
可愛さと可憐さと耐え忍ぶ心が必要な役です。箇所々々で、それが表現できればと思っています。共演の先輩方と遜色の無いようにに務めることが最大の目標となります。
「乗合船」の"女船頭"は初役です。これまで芸者や白酒売は何度か務めていますが、この役は粋であだっぽさが出せれば成功だと思います。橋之助さんとのコンビで踊りますので息のあったところをお見せ出来るでしょう。
皆様劇場でお待ちしております。
「初詣」
2014年1月 5日
元旦の18時過ぎ、赤坂山王日枝神社に初詣に行って参りました。
長年東京にいるときはこの山王日枝神社に初詣に来ています。
2人の子供の初宮参り七五三のお参り等節々にお参りに来ています。
私の結婚式もここであげました。縁の神社です。
歌舞伎界はこのところ健康に関して色々と良くないことが続いていますので何にもまして健康を願ってまりました。
そして皆様今年もいい仕事を数多くして沢山の方に喜んで頂けるよう精進してまいりますので、本年も宜しくお願い申し上げます。
「年越し」
2014年1月 5日
今年は本当に久し振りに東京で年越しとなりました。
東京での年越しの時は12月31日は父・坂田藤十郎の誕生日ですので鎌倉霊園にお墓参りに行き、続いて鎌倉八幡宮にてお祓いを受け銭洗弁天寄って東京に戻り両親・兄一家・私の一家揃ってちちの誕生日を祝う食事会が恒例の行事です。
その行事が久しぶりに復活致しました。
まずお墓参り
祖父が富士山が好きだったので富士山の見える場所にお墓を建てたのですが、近年中々見えることがなかったのですが、この日はくっきり富士山が見え祖父も喜んでいたと思います。世界遺産に登録になった年ですから縁起がよく心が洗われます。
何故か富士山好きなんです。
そして鎌倉八幡宮でお祓いを受け、時間の都合上銭洗弁天は省略して東京に戻りました。
京都の1ヶ月でちょっと体重増加です・・・。
今年一年の報告を先祖にしてまいりました。
そして父の83歳の誕生日
皆にパパと呼ばれているのでプレートはパパです。
暗くてすいません。
かくして無事に年越しです。
今年一年間皆様ご観劇、ご声援、数々のご厚情ありがとうございました。
遅くなりましたがこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
「京都の帰り」
2014年1月 5日
以前新大阪駅の"くくる"をご紹介しましたが、京都駅構内では、ここのところ"いづう"の鯖寿司にはまっています。
以前から楽屋見舞いには頂いていたのですが、楽屋以外で食べる機会がなく京都駅で売っているのを見つけて買い始めました。
少々お高いのですが、車内で食べるのが楽しみの一つになっています。
「12月のトピックス 2」
2014年1月 5日
次は誕生日です。
随分時間が経ってしまいましたが一応こんなことがの報告です。
すいません。間が悪く。
12月7日が中車さんの48歳の誕生日そして12月19日は私の53歳の誕生日と近いんです。
同じ射手座で中車さんはAB型私はB型。余計な情報ですね。
「ぢいさんばあさん」で夫婦をやっていますので本当に身内の感覚でお互いお祝いしました。
まず127日
私から寿司ケーキのプレゼント。。
終演後中車さんの楽屋にて。これお寿司で出来ているんです。
私の誕生日には「ぢいさんばあさん」写真をベースにをミッキーとミニーにすげ替えた最高にハッピーなケーキです。
元の舞台写真はこんなかんじです。
それと下の写真の様なこんな素敵なケーキも出来るんですね。
定紋の"寒雀に扇"と替紋の"蝶花菱"がチョコレートになっています。
ありがとうございます。
そして私も寿司ケーキを頂きました。
カットしてあり食べやすく進化していました。
そして大道具のTKC(アダ名です)から"浩ちやんTシャツ"頂きました!!
浩の紋は私の本名浩太郎(ひろたろう)から取ったものです。
南座の大道具さんの中にイラストをかける方がいらして描いてくれました。バックルが定紋になっているんです。感動モノです。
ありがとう!!
振り返り過ぎて絵が見えません・・・。
そして楽屋はこんな感じです。
ハッピーバースデー53の横断幕?が付人の美由紀ちゃんの手によって掛けてくれておりました。ありがとう!
その他色々頂き感謝。感謝です。
「12月のトピックス 1」
2014年1月 3日
12月はのノリアキさん(勘三郎さん)の一周忌と私の誕生日がありそして忘年会と中車さんの誕生日等々イベントが多く、公演終了後も忙しい日々でした。
12月5日はノリアキさん(勘三郎さん)の一周忌です。
あっという間の一年だったような気がします。
ノリアキさんの写真と共に縁の人たちと一緒に酒宴です。
左が中村座大千穐楽の楽屋と右が、NY公演の時にNYタイムズの劇評でスパイダーマンを観るより中村座を観るべきと評され、NYの街なかでスパイダーマンを見つけて勝利のポースを取っている写真です。
ノリアキさんが京都に入ると最初に寄る"いそむら"のマスターです。
大千穐楽に珍しく一緒に撮った写真です。
この場にいないことが今だに奇妙です。
ノリアキさんの話をし始めると時間の経過があっという間で、いくら時間があっても足りません。
この一年の報告とこの先の話をノリアキさんにしておきました。
皆さんも記憶の中で会話して下さい。