「曾根崎心中一世一代」
2014年5月 4日
父の「曾根崎心中」お初が一世一代と銘打ち事実上4月の千穐楽で見納めとなりました。
私自身は納得がいかないというか、何故こんなことになったのかは理由を知りません。
父自身も今ひとつ気持ちの整理はついていないように見えました。
最期の1日を私の視点で記録しておきました。
楽屋での衣装つけ。
出の前。
揚幕の中からほぼ毎日観ていたので、そこから写真を撮りました。
カーテンコール。
楽屋に戻って兄やお弟子さんとのショット。
終演後の記者会見。
記者会見の折にお疲れ様の声ばかりで、もう一度見たいという声がでなかったので、私が「関西での一世一代も演りますから、僕の徳兵衛で」と言ったら皆さんの反応が良くなかったことがあまりにも寂しかった。
勿論私自身もお初を今後演っていきたいとは思っていますが、父とは多少演出を変えるつもりです。
しかし千穐楽の舞台を観て、82歳一世一代と銘打つ意味は何だったのだろうという疑問だけ残りました。
父は淡々としていましたが、本音は一度も口にしませんでした。
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