「「ぢいさんばあさん」」
2014年6月29日
国立劇場の鑑賞教室で新歌舞伎を取り上げることに賛否はあったようですが、私は結果いい試みだと信じています。
昭和の歌舞伎も歌舞伎であることに間違いなく、上演頻度の高い歌舞伎で学生中心のお客様にも喜んで頂けたと思っています。
今回は2回目の"るん"でしたが、半年前に演じていて旦那様が半年経って違う人になり多少の戸惑いは当初ありましたが、日を追う毎に解消されていきました。
前回と変えた部分は大道具です。
37年振りの家ですが、門がなくっているのが気になっていたので、下手の門を残し"るん"の乗る籠を家の中にちゃんと入れ、籠から降りるところをお見せしました。
それによって舞台の半回しはなくなります。
これは大きな違いですが、芝居の中では重要な意味を持っていました。籠から開いた瞬間をお見せできること、そこから芝居を始められること。身分が高くなったことを充分お見せできることも利点ですし、門を残せたのも良かったと思います。
好きな役の1つに加わった"るん"です。
1ヶ月ありがとうございました。
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こんばんは。
国立劇場の写真を載せて頂きありがとうございます。
歌舞伎鑑賞教室、とても勉強になりました。
虎之介君の説明もわかりやすく、回りに座っていらっしゃる方も歌舞伎ってもっと難しくて退屈するかと思っていたけれど全然そんな事なくて、いいお話しの時に来れたね!とおっしゃってるのを聞いて…思わずガッツポーズしてしまいました(笑)
こうして、少しずつ歌舞伎を見たいと思って下さるお客様が増える事がなにより嬉しいです。
3枚目の扇雀さんのるんが私は一番好きです。
国立劇場でのるんの優しい雰囲気が心に残っております。
いつも素敵な舞台ありがとうございます。
ゆかりさん
こんばんは。いつもありがとうございます。この作品は本当に好きな作品の1つです。また機会があればやらしていただきたいと思っています。