中村扇雀の公式ブログ

「コメントに関してお詫び」

2014年7月29日

暫くブログを更新していませんでしたが、再開をしたところプラグインにバグが有りコメントをして頂いたにも関わらずこちらに届いていない不具合が見つかりました。
既に改修いたしましたので、一度下さったコメントも再送していただくとこちらで確認ができますので、大変お手数ですが宜しくお願いいたします。

ご迷惑をお掛けして大変申し訳ございませんでした。

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コメント

お久しぶりです。更新してくださって嬉しいです。どうされたかと心配しておりました。名古屋は残念ながら拝見できませんでしたので、写真をアップしてくださって嬉しいです。8月の恐怖時代、たぬき、勢獅子、すべて参りますね。

「ほうおう」のインタビュー拝見しました。とてもいいインタビューです。お銀さまと伊織之介、早く拝見したいですねえ。1部は月末にとってしまいましたよ・・。しかしこれは待てませんね、もう一度探します。ワクワクです!お銀の方様の衣装、お勝のお琴も楽しみです!

益々暑さが厳しくなります。どうぞお体大切に。歌舞伎座で。

あーちゃんさん
お久し振りです。納涼歌舞伎らしさが出せればと思っています。今稽古まっさかりです。劇場でお待ちしています。

再開ありがとうございます。また、本日は初日、おめでとうございます。仕事後に第三部に伺います。

六月は国立劇場の「歌舞伎鑑賞教室」を拝見し、七月は大阪松竹座にも伺いました。

今月は「納涼歌舞伎」いずれの部にもご出演、三ヶ月続けて扇雀さんの舞台を拝見できとても楽しみにしております。

暑い日が続きますので、くれぐれもお体にお気を付けて、ご活躍ください。

どこにコメントしていいやらで、ここに書かせていただきます。
八月納涼歌舞伎初日第一部から三部まで観させていただきました。

私が若い頃、「武智歌舞伎」という言葉をよく耳にしました。
そういう本もけっこう出版されていた記憶があります。
正直、私は武智歌舞伎は好きではありません。
今日の「恐怖時代」は、「武智歌舞伎」には見えませんでした。
私の好きな谷崎潤一郎の美しい情景描写の世界がそこにありました。
幕が開いて、脇息にもたれかかっている姿、一目でお銀の方が好きになってしまいました。
その姿だけで、お銀の方を見せてしまうところがすごい!
お銀の方は、たとえがヘタなのですが、マノン・レスコーのような女性なんだなあと。
手練手管で男をつかまえるというより、男が惚れちゃうんだなと。
お銀の方は、終始一貫「女」なんだなあと思いました。
最後に照千代の首を抱きしめ泣く姿を見たとき、
ああ、この女(ひと)は、陰謀とか策略とかお家乗っ取りという気持ちより、
自分の息子の将来を確固たるものにしてあげたいだけだったんだと思いました。
私はそう感じました。
そう感じさせるお銀の方でした。
扇雀さんは、紙と化したものに息吹を与える希有な役者さんです。
「武智歌舞伎」と、いちおう銘打ったものを、こんなに美しい物語に変えるのですから。

「信州川中島合戦」のお勝は凄かったです。
吃音のために琴を弾きながら必死に訴える姿。
初日だからなのかわざとなのかはわかりませんでしたが、
ちょっと音が外れるときがあり、それが逆に臨場感を溢れさせ、お勝の心に共鳴させられ・・・ 涙涙でした。
この琴は、阿古屋とは違う意味合いなので、逆に難しいだろうなあと。
それを吃音と目と琴と歌とで、それこそ命懸けで訴えなければならない。
またヤラレてしあわせでした。

「勢獅子」のとき、虎之介さんを見ている扇雀さんの目が、
扇千景様になっていたのには、思わず微笑んでしまいましたけれど。

今月も魅了されました。
しあわせです。

やすしさん
いつもご観劇下さり有り難うございます。また感想を寄せていただけたら幸いです。9月はお休みですので、8月迄全力で努めます。

じゅんこさん
すいません。ブログを更新していなかったのでご迷惑おかけしています。
ご指摘のとうり「武智歌舞伎」からは離れていると思います。ただ、今回は武智演出の道具や下座を踏襲しているので武智演出の字を残しましたが、芝居の内容は映像も残っていなかったので殆が新作に近いものです。実際照千代の首は武智演出では出てきませんし、最期の近習たちとの立回りもありません。美しく歌舞伎らしくを演出の齋藤さんと目指したのは確かですので、それを感じていただけたら私なりに成功です。朝の11時からあまり血だらけの悲惨な舞台をお見せしてもいけないとも思っていました。千穐楽迄成長しながら勤めたいと思っております。

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