「千穐楽ありがとうございました!」
2014年8月28日
8月納涼歌舞伎が千穐楽を無事迎えました。
4役を23日間しっかりやりぬきホッとしています。
大勢の方にご覧いただき誠にありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
恐怖時代を上演できたことは次に繋がる試みでした。
この8月公演は毎年何か大きな収穫のある公演ですのでこの先も色々な挑戦をしていきたいと思っていますのでこれからも宜しくお願いいたします。
好きな写真なのですが
死んだあとのこの写真
目を開けるべきか悩んだのですが、私は喜んで死んで目を開けていたのですが伊織之介は安らかに目をつぶっています。
どちらが正解かが無いところが芝居の面白さですね。
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扇雀さんこんにちは。
一年前は狐狸狐狸ばなしで大いに沸かしてくださった扇雀さんと七之助さんが
今年は恐怖時代でまたまた沸かせてくださって、おかげで私は今回合計7回も拝見してしまいました。
芝のぶさんから始まって次々と倒れる演者の方々の、なんと美しかったことでしょう。谷崎ワールドを堪能いたしました。
上演中に扇雀さんや橋吾さんのブログで舞台の様子を知ることができたのも大変楽しく、興味深かったです。
素敵なお芝居をどうもありがとうございました。来年の納涼歌舞伎も新たな挑戦を期待しております!
恐怖時代の舞台を拝見しました。
昭和50年代に歌右衛門さんの舞台を拝見して以来でしたが
今回の舞台は原作を忠実に再現されていると思いました。
女性の着付けに目が行くのですが、今回も扇雀さんの紫の着付けが
素晴らしく舞台に生えており良かったです。
質問があります。
帯にさす懐剣ですが、場面によってさしたり、ささなかったりが
ありますが、何か決まりがあるのでしょうか?
帯に懐剣がさしてあると着付けが、締まるような気がしています。
花鳥風月さん
こんにちは。お客様のご意見は十人十色ですので演者側からは意見を申し上げることは難しいもので、褒めていただければ嬉しい限りですしご批判を頂けば反省しつつ参考にいたしますし、また反論や説明もしたくなることは人間ですのであってしかるべきだと思っています。ただ、お金を頂いている以上はそれに見合った事をするのが当然です。見合ったことを精一杯やるそこの意識だけは忘れてはいけないことなのでしょう。話がそれましたが喜んで頂けて嬉しいです。これからも宜しくお願いいたします。
歌舞伎ふぁんさん
観劇ありがとうございました。衣装を選ぶことは役のイメージを創り上げる上で大切だと思っています。お銀の方の紫は歌右衛門の叔父様とは違うものを選んでいますが、気に入って頂けて嬉しく思います。重ねてありがとうございます。懐剣ですが、役の身分や場面設定で変わります。舞踊の時は踊っている途中で後見に預けるときも有ります。決まりといえば勿論武家の家の女性や御殿勤めの女性などは皆持つものです。恐怖時代の幕開きは寝室ですので指していません。また、懐剣を入れる懐剣袋ですが、芝居の進行上直ぐ抜かなくてはいけない時は省略することも有ります。恐怖時代の梅野がそうです。