「「曽根崎心中」」
2015年2月14日
今回は"九平次"という敵役を務めていますが、ひと言で嫌な奴です。
役者ですから与えられた役を務めるのが仕事ですが正直演りにくい役ではあります。
と思っていたのですが、主役のお初と徳兵衛の悲劇を増幅させるためにはこの役の憎々しさが重要であることが演っていてよく分かります。
お客様のこの役に対する反発心が高まれば高まるほど2人の運命に同情し共感していくのだと感じています。
お初と徳兵衛を両方共演じているのでこの芝居に関しては自分なりの思いが強い演目です。
そういった意味では将来またお初を演じるときのために今回の"九平次"の経験は非常に役に立つと思っています。
"九平次"さん、彼には彼の良さがあるかもしれませんが友達には絶対なれないタイプですね。
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"九平次"さん
本当に憎らしくて
あなたのせいでこんな悲劇が生まれたのよと
いつも思っておりましたが
今度の「曽根崎心中」は
その九平次さんが
大好きな扇雀さん
クレバーな憎らしさ
美しい敵役に
見入ってしまいます
次は
お初と徳兵衛を
拝見したいです
たまねぎさん
敵役は思いっきりやらないとダメですね(笑)
本日、夜の部を拝見致しました。
九平次さん、ホントに無茶苦茶憎たらしかった
です。
でも、あれぐらいの憎たらしさがあればこそ、
演目がわかりやすくなりますね。
毎回感じる事ですが、立役の扇雀さんもステキですね❗
マンゴープリンさん
ご来場ありがとうございました。他の方がなさると遠慮が入る可能性が有りますが私は遠慮しませんので(笑)