「楽屋暖簾」
2015年8月28日
新しい楽屋暖簾を親しい友人の森田恭通さん(大地真央さんのご主人)が作って下さいました。
楽屋の暖簾はいわば玄関ですので役者さんの個性が出ます。
森ちゃん(普段はそう呼んでいるので)もう10年以上のお付き合いで、インテリアデザイナーである彼と暖簾の話がどちらともなく出て一年半越しで完成しました。
シンプルな中にも彼独特のデコレーションで扇雀の扇をモチーフで立体的に作り上げてくれて尚且つ重くならず機能面も考えてくれました。
そして歌舞伎の衣装は派手なものが多いので相対するシンプルな白を選んでくれたのは衣裳を着て暖簾をくぐる時は衣裳が映えるようにという思いも伝えてくれました。
彼のデザインをよく知っているので思きってシンプルかつ森ちゃんらしさがあり飽きが来ない感じがとても気に入っています。
ちなみに森ちゃん僕と同じ12月19日生まれなんです。(僕がチヨットお兄ちゃんですが)
実際に今月の楽屋にかけてみました。
作品前で記念撮影
納品と対談は「クリネタ」という本に掲載されます。
デコレーション好きの森ちゃんの遊び心でアルミにレーザーで紋を掘ったものを9個付けてくれました。
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素敵です!!
デザイン性に溢れ
今まで見たことのない楽屋暖簾です
色合いも
白一色で
お衣装や扇雀さんがとても映えますね
また、扇のモチーフは
白い無地だからこそ映える陰影が
繊細で美しいです
扇雀さんの紋がとても可愛らしく
とてもお洒落です
写真を拝見してもこれだけステキなのだから、実物はどんなに.....と想像しています。
また、この紋がきりっと映えていますね。
お支度の整った扇雀さんが、この暖簾の奥から登場されるお姿を想像するだけでワクワクします!
"クリネタ"是非読ませていただきます。
とても素敵な暖簾ですね。
こんな風に地を間近で見たことがないので、凹凸のある織りと陰影に感動しました。
8月31日から始まる巡業、なんとか仕事の都合がついたので観に行けることになりました! 楽しみにしております。
たまねぎさん
ありがとうございます。新しい歌舞伎座の楽屋は扉の幅が他の劇場より非常に広く暖簾も特注の幅になります。ですから余計森ちゃんのデザインが映えたのではないでしょうか。
うりぼーさん
ありがとうございます。実物素敵です!
め組さん
ありがとうございます。素材は色々な物を使いますが私は「きもの英」さんの洗える素材を使用することが多々ります。これもその生地で洗うことが出来るんです。