1月2日松竹座初日開演前
こちらで写した写真がピントが合ってなかったので。 歌舞伎美人から写真借りました。すいません。
早くも初日が開きました。 今年も1年宜しくお願いいたします。 今月は初役3役。今年も又色々な役をお見せできることを楽しみにしています。
皆様劇場でお待ちしています!
恒例の初詣は「お初天神」 ダウンの背中は藤十郎と虎之介。
原作通りの曽根崎心中はいつできるかな?
歌舞伎のこと|コメント(17)|トラックバック(0)
初日おめでとうございます
お初天神に成駒家さんお揃いで初詣とは お初さんも徳兵衛さんも さぞやお喜びでしょうね
同じ日に私は 新ノ口付近におりました
扇雀さんの『曽根崎心中』 心待ちにしております
そして初歌舞伎は 明日、昼の部に伺います‼︎
公演のご盛況を心からお祈りしております
初日おめでとうございます!初日の夜に松竹座に参りました。最前列花道横で拝見できて感動しました。 演目も楽しかったです。芝浜は落語は知っていましたが、お正月らしく縁起のよいお話で、今年一年よい年になりそうです。 扇雀様にとって素晴らしい年になりますよう!
先日はTVで芝浜が沢山放映され、有難いけど見過ぎたかな?という思いでお伺いしましたが、良い芝居でした。中車さんも見る度に歌舞伎の引き出し増えていらっしゃいます、どんどん進化しそうですね。長右衛門は、ダメ男の中でもワーストワンと思うのは私だけでしょうか、この舞台ではまだまし、前後の話を足すと最悪、同じ女房を見ていても、芝浜とは対照的。
たまねぎさん
おめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。また舞台の感想お聞かせ下さいね。
yuriさん
おめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。芝浜は初演ですが中車さんが引っばってくれていますので良いリズムで作れていると思います。昼も是非観て頂きたいです。
tamさん
ご来場ありがとうございました。確かに舞台中継は芝居が終わった後にするものですから先に見せられてもという部分はありますね。でも全国の劇場に足を運べない方のためと思って下さい。女房2題は昼夜に分けたいくらいですが両方共亭主に尽くす献身的な辛抱ですが、立役の多い昨今、今月は夜辛抱している反面昼の「枕獅子」で発散しています。
あと、天王寺屋の至言のご紹介とそれを展開した舞踊についてのご説明ありがとうございました。因みにわたくし、誰もがそうでしょうけれど、天王寺屋がその人間性も含め、大々々々々々々大好きなんです。
扇雀丈が今回していただいたご説明により舞踊に対する理解がぐんっと進みました。先日の『碁盤太平記』のご解説でも同様です。当たり前のことですが、理解が進むと同じ舞台を見ていても全く違うものが見えてきます。より幸せになれるということでもあります。現状からお時間を削りだすのは大変でしょうが、わたくしの為だけじゃなく今後このブログをご覧になる全ての人達のさらなる幸せの為に、どうか今後も時々先達の至言も交えながらご解説ください。それによって先達たちも我々の一部となり、我々も先達たちと伴に生きる喜びを噛み締めるのです。
そうですね、それが芝居の面白いところですね。有機的、ということでしょう。歌舞伎美人の壱太郎丈の「ようこそ歌舞伎へ」の中でも山城屋がそれを仰っていました。というか、面白いどころか、歌舞伎の真髄なのだと思います。全世界の一切流動性、一切非孤立性、ということです。恐るべきことに、歌舞伎はそこまで到達しているのです。だから我々にも声掛けが許されているのだと理解しております。
全演目観劇、クタクタになりました。実は初めての昼夜通しだったのです。わたくしは劇場全体に強く影響する声掛けをさせて頂いているという関係上、極度に集中力を高めて観劇しております。五演目のあとで「小豆アイス最中」を食べなければ危なかった。でもそのアイスのおかげで脳味噌に追加のATPが投入され、最後の演目まで集中力を高めることができたのです。
ちょっと時間を作って枕獅子を幕見してきました、最後の一席で三階もお客様一杯、熱気ムンムンでした。演目の選定、さすがです、鏡獅子に廓三番叟を掛け合わせたような、華やかであり、見ている方も疲れない良いペースです。長唄も楽しめたし、音楽方とのバランスも良かったのでは?
パリっ子さん
1日観劇ありがとうございました。十人十色という言葉がありますがお客様皆様違う感覚で劇場にいらしていると思いますのでその最大公約を目指すのですが、具体的な細かいことではなく演者の精神的な事とそれまでしてきた事が全てだと思います。これからも自身の可能な範囲を経験と共にお見せしていきたいと思っています。
幕見ご利用誠にありがとうございます。又演目のチョイスを喜んで頂いて何よりです。自身で選んだ演目で舞台装置も前田剛さんに彩色等新たに手を加えて頂き正月らしく派手にしてもらいました。長唄・鳴物の皆様ともよく咬み合ってきています。鏡獅子と曲が似ていて振りが違うので四苦八苦しているのですが毎日楽しみにしています。
本日もお疲れさまでした。
最近、ちょっと書きすぎなんだろうなぁ、とは思っております。内容についても手加減少なめでぶっ飛ばして書いておりますので、多くの人には「なに意味不明なこと書いてんの、この突然現れたアホは」と思われていることを覚悟してはおります。
しかしながら、明日の生は誰にも保証されていませんので書けるうちに、読んでもらえるうちにやるべきことをやっておきたいと思い、歌舞伎をご覧になる方々だから手加減なく書いてもどこかに何事か感じて頂けるのではないか、と信じて投稿している次第です。
直前のコメントにおいては、観客ごときが歌舞伎役者をさしおいて「歌舞伎の真髄」などと語るなど、ちゃんちゃらおかしい、と思われるだろうことは承知して書いておるのです。だけど、観客の視点、外部からの視点をなめんなよ、とは思っていて、ただ、前回の書き込みでは充分に表現できていない気もするので、それによってお気を悪くされた方がいては申し訳ないと思い今日の半日練り直した言葉で補足させていただきます。それでは手っ取り早く結論からいきますよ。
「歌舞伎の真髄とは、主客融合にあり」
その証左、歌舞伎の象徴として「にらみ」があるけれども、あれはもちろん「天と地」を同時に見てるのであり、天とはすなわち舞台・役者、地とはすなわち観客なのであって、一人(いちにん)が「天と地」を同時に睨んでいるということは、まさに主客融合を表現しているのでござりまする。以上。反論があれば、どなたからも謹んでお受けいたします。
扇雀丈、そのスタイルで良いと思います。その誠実さが扇雀丈の良い処です。瞬間瞬間の扇雀丈の今までの誠実の積み重ねが貴方の今の藝を形作っているのです。わたくしは、そんな扇雀丈が大好きなんです。ただね、今日、衛星劇場で昨年末に放映された「白浪五人男」を見るとですね、これを言っても良いのかどうか最後まで悩んだのですが、播磨屋(吉右衛門)・音羽屋(菊五郎)・大和屋(三津五郎)・萬屋(時蔵)・高島屋での五人男の座組と同じ気概で藝を見せられているのは今回の松竹座に何人いるの、数人でしょうが、と思ってしまうのです。上方歌舞伎の再興をうたうなら、せめて気概だけでも、お江戸の達人たちと同じド根性を見せてくれよ、と、腹切りながら声掛けてるこちとらは思ってしまうのです。
気軽に歌舞伎を見たい方々をもちろん最大公約数に含めながら、主客共々行ける処まで行ってみましょうよ、それが生物学的に生きている我々の特権なのだから、と魂の気概を込めてこのコメント投稿を投稿いたします。
今日もお疲れさま。
直前のコメントにおいてはちょっと熱くなってしまい、特に最後の最後の部分において、各個々人において努力なさっている役者さんの批判をしてしまって申し訳ありませんでした。ご自身の立場的にも感情的にもコメントの承認ボタンを押し辛かったのではないのかと拝察いたします。ただ、われわれと致しましては、今回の1月の大歌舞伎が終わってしまえば、上方の本拠逢坂において次回歌舞伎が開催されるのは7月なのであります。それが、悔しくて悔しくて、悲しくて悲しくて、つい熱くなってしまったのです。でも、この現状に怒らない観客ばかりだったらそれこそ生体反応がなく問題だろうと思って扇雀丈に対する配慮至らず前回投稿となってしまいました。どうか、ご容赦の程。
昨日、1/6に衛星劇場にて放映されました「大江山酒呑童子」を拝見しました。十八代中村勘三郎と扇雀丈が作られた舞台です。そのなかの扇雀丈の舞を拝見して、すぐに天王寺屋の面影を感じました。どうしてなんだろう、と思って考えましたが、直ぐに分かりました。視線の転位が天王寺屋とそっくりなんです。わたくしはその属性上、つねに三階席から拝見しておりますので、ベストのタイミングで声を掛ける必要性から双眼鏡を覗いてばかりおれませんので視線の転位にまで気付きませんでしたが、今月の枕獅子でも同じようにしておられるのでしょうか。いずれにしても、天王寺屋との関わりが扇雀丈の藝に反映されていることに嬉しさを感じました。
さて、さっき松竹座のチケットの売れ行きをチェックしましたが、近接のものであればあるほどよく売れているのではないでしょうか。明日の昼なんて全館で20席以下しか残っていませんもんね。これはきっと扇雀丈の「枕獅子」の素晴らしさ、愛之助丈と壱太郎丈の気合いの乗った「鳴神」を始めとした今回座組陣の気合いがいよいよ乗ってきたおかげじゃないかと嬉しく思いました。本来は、一生で一度しか歌舞伎を見られない人のことを斟酌すれば初日から最高のものをみせて欲しいとは未だ思うのですが、現状に喜びを感ずるものとしてせめて微力を尽くせればと考え、1/9の昼と1/11の昼のチケットをさきほど取りました。大したことない声掛けでございますが、バッシンバッシンとやらせて頂きたいと思います。
どうか、どうか、いつの日にか上方歌舞伎が再興いたしますように、と心底から願います。諦めたら本当に仕舞いなのです。
何度か曽根崎心中を拝見した事が有ります。観に行った時に坂田藤十郎さんのお初を視る事が出来ました。歌舞伎を観に行く様になって数年になりますがいくつかの演目が私が好きになった演目が有りますその中には『曽根崎心中』も大好きな演目のひとつとなっています。いつかは『曽根崎心中』を拝見出来たらと思っています。週末は寒くなりそうなので、お風邪をひかれません様にお身体気をつけて素敵な舞台を勤められます様に
昨年の壽曽我が録画で拝見できました、不思議と愛之助さんと扇雀さん、相性良いのでは?と?その時も思ったのですが、今月も役割分担が上手くできているような気がします。上方で歌舞伎を、目標が同じな同志ですね。関係ないですが虎之介くん、お誕生日のようで、おめでとうございます。明日お昼の部お伺いしますが、今月は出演なかったようですね、残念。今年は沢山地方公演に出て頂いたから、今はきっと学業ですね。
大勢のお客様にお運び頂くことは役者冥利につきるというものです。感謝致してます。 舞踊に関しては個々の役者さんの個性がありますのでそれぞれが魅力になっていくのだと思います。目線は確かに重要な要素だと思っています。瞬きの仕方まで意識の中には有ります。 黒目の位置も意識の中には入れています。あまり申し上げることではないのですが、身体のいたるところに神経を張り巡らせ離見の見を意識しています。
Namieさん
曽根崎心中のお初は2度徳兵衛も2度九平次は1度務めています。次回お初を務める時には近松の原作に戻り伯父さんは出さずに天満屋の引っ込みの後に直ぐに道行という上演方法を考えています。楽しみに待っていて下さい。
愛之助さんとの共演機会は少ないのですがやはり同じ上方系の役者ですので相性は良いのだと思います。虎之介のことありがとうございます。彼も18歳になりましたので今年からは選挙も行けますから責任感も変わってくるのでは無いでしょうか。3月高校卒業ですので今月は学業です。
(※は必須項目です)
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初日おめでとうございます
お初天神に成駒家さんお揃いで初詣とは
お初さんも徳兵衛さんも
さぞやお喜びでしょうね
同じ日に私は
新ノ口付近におりました
扇雀さんの『曽根崎心中』
心待ちにしております
そして初歌舞伎は
明日、昼の部に伺います‼︎
公演のご盛況を心からお祈りしております
初日おめでとうございます!初日の夜に松竹座に参りました。最前列花道横で拝見できて感動しました。
演目も楽しかったです。芝浜は落語は知っていましたが、お正月らしく縁起のよいお話で、今年一年よい年になりそうです。
扇雀様にとって素晴らしい年になりますよう!
先日はTVで芝浜が沢山放映され、有難いけど見過ぎたかな?という思いでお伺いしましたが、良い芝居でした。中車さんも見る度に歌舞伎の引き出し増えていらっしゃいます、どんどん進化しそうですね。長右衛門は、ダメ男の中でもワーストワンと思うのは私だけでしょうか、この舞台ではまだまし、前後の話を足すと最悪、同じ女房を見ていても、芝浜とは対照的。
たまねぎさん
おめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。また舞台の感想お聞かせ下さいね。
yuriさん
おめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。芝浜は初演ですが中車さんが引っばってくれていますので良いリズムで作れていると思います。昼も是非観て頂きたいです。
tamさん
ご来場ありがとうございました。確かに舞台中継は芝居が終わった後にするものですから先に見せられてもという部分はありますね。でも全国の劇場に足を運べない方のためと思って下さい。女房2題は昼夜に分けたいくらいですが両方共亭主に尽くす献身的な辛抱ですが、立役の多い昨今、今月は夜辛抱している反面昼の「枕獅子」で発散しています。
あと、天王寺屋の至言のご紹介とそれを展開した舞踊についてのご説明ありがとうございました。因みにわたくし、誰もがそうでしょうけれど、天王寺屋がその人間性も含め、大々々々々々々大好きなんです。
扇雀丈が今回していただいたご説明により舞踊に対する理解がぐんっと進みました。先日の『碁盤太平記』のご解説でも同様です。当たり前のことですが、理解が進むと同じ舞台を見ていても全く違うものが見えてきます。より幸せになれるということでもあります。現状からお時間を削りだすのは大変でしょうが、わたくしの為だけじゃなく今後このブログをご覧になる全ての人達のさらなる幸せの為に、どうか今後も時々先達の至言も交えながらご解説ください。それによって先達たちも我々の一部となり、我々も先達たちと伴に生きる喜びを噛み締めるのです。
そうですね、それが芝居の面白いところですね。有機的、ということでしょう。歌舞伎美人の壱太郎丈の「ようこそ歌舞伎へ」の中でも山城屋がそれを仰っていました。というか、面白いどころか、歌舞伎の真髄なのだと思います。全世界の一切流動性、一切非孤立性、ということです。恐るべきことに、歌舞伎はそこまで到達しているのです。だから我々にも声掛けが許されているのだと理解しております。
全演目観劇、クタクタになりました。実は初めての昼夜通しだったのです。わたくしは劇場全体に強く影響する声掛けをさせて頂いているという関係上、極度に集中力を高めて観劇しております。五演目のあとで「小豆アイス最中」を食べなければ危なかった。でもそのアイスのおかげで脳味噌に追加のATPが投入され、最後の演目まで集中力を高めることができたのです。
ちょっと時間を作って枕獅子を幕見してきました、最後の一席で三階もお客様一杯、熱気ムンムンでした。演目の選定、さすがです、鏡獅子に廓三番叟を掛け合わせたような、華やかであり、見ている方も疲れない良いペースです。長唄も楽しめたし、音楽方とのバランスも良かったのでは?
パリっ子さん
1日観劇ありがとうございました。十人十色という言葉がありますがお客様皆様違う感覚で劇場にいらしていると思いますのでその最大公約を目指すのですが、具体的な細かいことではなく演者の精神的な事とそれまでしてきた事が全てだと思います。これからも自身の可能な範囲を経験と共にお見せしていきたいと思っています。
tamさん
幕見ご利用誠にありがとうございます。又演目のチョイスを喜んで頂いて何よりです。自身で選んだ演目で舞台装置も前田剛さんに彩色等新たに手を加えて頂き正月らしく派手にしてもらいました。長唄・鳴物の皆様ともよく咬み合ってきています。鏡獅子と曲が似ていて振りが違うので四苦八苦しているのですが毎日楽しみにしています。
本日もお疲れさまでした。
最近、ちょっと書きすぎなんだろうなぁ、とは思っております。内容についても手加減少なめでぶっ飛ばして書いておりますので、多くの人には「なに意味不明なこと書いてんの、この突然現れたアホは」と思われていることを覚悟してはおります。
しかしながら、明日の生は誰にも保証されていませんので書けるうちに、読んでもらえるうちにやるべきことをやっておきたいと思い、歌舞伎をご覧になる方々だから手加減なく書いてもどこかに何事か感じて頂けるのではないか、と信じて投稿している次第です。
直前のコメントにおいては、観客ごときが歌舞伎役者をさしおいて「歌舞伎の真髄」などと語るなど、ちゃんちゃらおかしい、と思われるだろうことは承知して書いておるのです。だけど、観客の視点、外部からの視点をなめんなよ、とは思っていて、ただ、前回の書き込みでは充分に表現できていない気もするので、それによってお気を悪くされた方がいては申し訳ないと思い今日の半日練り直した言葉で補足させていただきます。それでは手っ取り早く結論からいきますよ。
「歌舞伎の真髄とは、主客融合にあり」
その証左、歌舞伎の象徴として「にらみ」があるけれども、あれはもちろん「天と地」を同時に見てるのであり、天とはすなわち舞台・役者、地とはすなわち観客なのであって、一人(いちにん)が「天と地」を同時に睨んでいるということは、まさに主客融合を表現しているのでござりまする。以上。反論があれば、どなたからも謹んでお受けいたします。
扇雀丈、そのスタイルで良いと思います。その誠実さが扇雀丈の良い処です。瞬間瞬間の扇雀丈の今までの誠実の積み重ねが貴方の今の藝を形作っているのです。わたくしは、そんな扇雀丈が大好きなんです。ただね、今日、衛星劇場で昨年末に放映された「白浪五人男」を見るとですね、これを言っても良いのかどうか最後まで悩んだのですが、播磨屋(吉右衛門)・音羽屋(菊五郎)・大和屋(三津五郎)・萬屋(時蔵)・高島屋での五人男の座組と同じ気概で藝を見せられているのは今回の松竹座に何人いるの、数人でしょうが、と思ってしまうのです。上方歌舞伎の再興をうたうなら、せめて気概だけでも、お江戸の達人たちと同じド根性を見せてくれよ、と、腹切りながら声掛けてるこちとらは思ってしまうのです。
気軽に歌舞伎を見たい方々をもちろん最大公約数に含めながら、主客共々行ける処まで行ってみましょうよ、それが生物学的に生きている我々の特権なのだから、と魂の気概を込めてこのコメント投稿を投稿いたします。
今日もお疲れさま。
直前のコメントにおいてはちょっと熱くなってしまい、特に最後の最後の部分において、各個々人において努力なさっている役者さんの批判をしてしまって申し訳ありませんでした。ご自身の立場的にも感情的にもコメントの承認ボタンを押し辛かったのではないのかと拝察いたします。ただ、われわれと致しましては、今回の1月の大歌舞伎が終わってしまえば、上方の本拠逢坂において次回歌舞伎が開催されるのは7月なのであります。それが、悔しくて悔しくて、悲しくて悲しくて、つい熱くなってしまったのです。でも、この現状に怒らない観客ばかりだったらそれこそ生体反応がなく問題だろうと思って扇雀丈に対する配慮至らず前回投稿となってしまいました。どうか、ご容赦の程。
昨日、1/6に衛星劇場にて放映されました「大江山酒呑童子」を拝見しました。十八代中村勘三郎と扇雀丈が作られた舞台です。そのなかの扇雀丈の舞を拝見して、すぐに天王寺屋の面影を感じました。どうしてなんだろう、と思って考えましたが、直ぐに分かりました。視線の転位が天王寺屋とそっくりなんです。わたくしはその属性上、つねに三階席から拝見しておりますので、ベストのタイミングで声を掛ける必要性から双眼鏡を覗いてばかりおれませんので視線の転位にまで気付きませんでしたが、今月の枕獅子でも同じようにしておられるのでしょうか。いずれにしても、天王寺屋との関わりが扇雀丈の藝に反映されていることに嬉しさを感じました。
さて、さっき松竹座のチケットの売れ行きをチェックしましたが、近接のものであればあるほどよく売れているのではないでしょうか。明日の昼なんて全館で20席以下しか残っていませんもんね。これはきっと扇雀丈の「枕獅子」の素晴らしさ、愛之助丈と壱太郎丈の気合いの乗った「鳴神」を始めとした今回座組陣の気合いがいよいよ乗ってきたおかげじゃないかと嬉しく思いました。本来は、一生で一度しか歌舞伎を見られない人のことを斟酌すれば初日から最高のものをみせて欲しいとは未だ思うのですが、現状に喜びを感ずるものとしてせめて微力を尽くせればと考え、1/9の昼と1/11の昼のチケットをさきほど取りました。大したことない声掛けでございますが、バッシンバッシンとやらせて頂きたいと思います。
どうか、どうか、いつの日にか上方歌舞伎が再興いたしますように、と心底から願います。諦めたら本当に仕舞いなのです。
何度か曽根崎心中を拝見した事が有ります。観に行った時に坂田藤十郎さんのお初を視る事が出来ました。歌舞伎を観に行く様になって数年になりますがいくつかの演目が私が好きになった演目が有りますその中には『曽根崎心中』も大好きな演目のひとつとなっています。いつかは『曽根崎心中』を拝見出来たらと思っています。週末は寒くなりそうなので、お風邪をひかれません様にお身体気をつけて素敵な舞台を勤められます様に
昨年の壽曽我が録画で拝見できました、不思議と愛之助さんと扇雀さん、相性良いのでは?と?その時も思ったのですが、今月も役割分担が上手くできているような気がします。上方で歌舞伎を、目標が同じな同志ですね。関係ないですが虎之介くん、お誕生日のようで、おめでとうございます。明日お昼の部お伺いしますが、今月は出演なかったようですね、残念。今年は沢山地方公演に出て頂いたから、今はきっと学業ですね。
パリっ子さん
大勢のお客様にお運び頂くことは役者冥利につきるというものです。感謝致してます。
舞踊に関しては個々の役者さんの個性がありますのでそれぞれが魅力になっていくのだと思います。目線は確かに重要な要素だと思っています。瞬きの仕方まで意識の中には有ります。
黒目の位置も意識の中には入れています。あまり申し上げることではないのですが、身体のいたるところに神経を張り巡らせ離見の見を意識しています。
Namieさん
曽根崎心中のお初は2度徳兵衛も2度九平次は1度務めています。次回お初を務める時には近松の原作に戻り伯父さんは出さずに天満屋の引っ込みの後に直ぐに道行という上演方法を考えています。楽しみに待っていて下さい。
tamさん
愛之助さんとの共演機会は少ないのですがやはり同じ上方系の役者ですので相性は良いのだと思います。虎之介のことありがとうございます。彼も18歳になりましたので今年からは選挙も行けますから責任感も変わってくるのでは無いでしょうか。3月高校卒業ですので今月は学業です。