「岩波文庫「与話情浮名横櫛」」
2018年4月15日
コクーン歌舞伎上演演目
瀬川如皐作「与話情浮名横櫛」が岩波文庫より出版されています。
かなり分厚い本ですが、初日は5月9日ですので参考に一読をお勧めします。
コクーンでの上演台本は上演時間の関係や演出の串田さんの構想でかなりの部分で手を加えられ創作の部分もありますのでこの原作の流れを一度体験してから舞台を見られるのもまた面白いかもしれません。勿論前知識なしでご覧になるのも楽しみ方の1つですので必ずお読み下さいというものではありませんが、古典に触れる機会が日頃少ないと思い、ご参考までに紹介致します。
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昨年5月に初めて歌舞伎を観た超初心者です。それからすっかり面白さ(奥深さ?)にはまってしまい自分でも驚いているのですが、歌舞伎を知る前の私は(趣味:読書)でした!私はまだ歌舞伎での「与話情浮名横櫛」を拝見したことがないので、さっそくこの本を入手いたしまして来月のコクーン観劇までに完読したいと思います。
歌舞伎をみていなかったらおそらく手に取ることはなかった本だと思いますので、私にとってはこれも新たな出会いです!
串田さんの創作・・・も含め(先月の花道会講演会に参加させていただき、いろんな楽しいお話しも伺ったので笑)コクーン歌舞伎、とても楽しみにしています!
ひとみさん
ありがとうございます。花道会参加も重ねてありがとうございます!
稽古も着実に前進していますが、あの分厚い一冊を3時間以内にまとめる事は至難の技であり原作の雰囲気を生かしつつ新しいものに生まれ変わっています。
コクーン歌舞伎は初めてだと思いますが、良い意味のショックを受けると思いますので楽しみにしていて下さい!
あの一冊完読はかなりの労力が必要です、、、
扇雀さん
どうにか本を読み終わりました。
読みなれない難しい言葉が並び、これは本当に完読できるだろうか・・・と最初は不安に思いましたが、慣れてくると脳内に舞台の光景が浮かび架空の役者さんが台詞を言い始め(完全に妄想の世界です笑)楽しく読むことができました。とはいえいつもの読書に比べると扇雀さんのご忠告通り大変で、そのワリに内容をちゃんと理解できたわけでもなく(^_^;)悔しいのでもう一度読もうと思っているのですが、まずは読み終えたあと衛星劇場で放送された「与話情浮名横櫛」を見ました。
(すみません。歌舞伎初心者の素直な感想です)
なんじゃこりゃ!?こんなにすっ飛ばすんだ??
・・・場面の急展開(急転換?)にびっくりしました(笑)
たぶんこちらを先に見ていたら、お話しについて行けずこのお芝居をおもしろいと思えなかったかもしれません。
ただ、本を読んで登場人物の相関図は見えましたが、内面はあまり見えてこなくて(注釈を確認しながら読むのに必死だった!というのもありますが)誰かに感情移入することもなく、今のところ主な感想は(男の嫉妬は根深い・・・)です(笑)
そんなこんなで明日やっと!人生初コクーン歌舞伎を観劇させていただきます。ワクワクし過ぎて観劇前から長々とスミマセン。観劇後にまた感想文を提出いたします!
ひとみさん
率直なご意見ありがとうございます。コクーンをみて更にこんなふうに変わってしまうんだと思われることは確約します。原作をいい意味で忘れてご覧ください。限られた時間の中での上演になりますので。