「坂東竹三郎さんご逝去」
2022年6月22日
竹三郎さんご逝去の連絡ありました。
父と同世代で今だに舞台で活躍していらした生き字引のような先輩でした。
来月松竹座公演にはお名前もあり久し振りにお会いできることを楽しみにしていました。
普段は「ひろ君」と私の本名で気軽に呼んで下さり、私の生まれる前の上方の先輩たちの話をよくして下さり色々とお教え頂いたのも嬉しい財産です。
虎之介の成長もとても喜んで下さり、一座していない時など、今月はどうしてるの?見にくるの?と、いつも気にして下さいました。
父、秀太郎さんそして竹三郎さんと上方の女方を失った損失は計り知れません。
ジャラジャラしたまとわりつくような上方独特の空気感というのは一朝一夕に身につくものではありません。残った私たちでその芸の継承をしっかりしていくことが先輩たちへの約束と思っています。
竹さん(生意気にもこう呼ばしていただいてました)の数々舞台姿を目に浮かべここに心からご冥福をお祈り致します。
(※は必須項目です)
このページのトラックバックURL:
http://www.senjaku.com/cgi/mt4/mt-tb.cgi/817
上方の風情を纏った役者さんをまたおひとり失ったことはとても寂しいです
竹三郎さまのご冥福をお祈り申し上げます
たまねぎさん
上方歌舞伎の灯をを消さぬことが次に続く私たちの使命だと思っています。その精神が供養になるのではないでしようか。